本イベントの前に本編を一般客と一緒に鑑賞した上白石は「応援上映初めて行きまして、みんなで気持ちを1つにしながら映画を見るっていう体験も初めてだったので、より一層『パリピ孔明』という作品への愛が深まりました。みんなでこの時間を共有できてとても嬉しかったです」と初めての体験に笑顔を見せた。
また、役作りについて聞かれた上白石は「歌を歌う中でも、歌にも主人公がいてその人物の気持ちで声を発してみたりとか。私、お芝居でもその役のテーマソングとかあるんですよ」と説明し、「だからお芝居も歌もどちらにも作用している感じがあって、その両輪で役を演じるっていうことが多いので。それで言うと、どっちなんでしょうね。なりきっているのか、自分から近づいているのかわからないですけど、歌とお芝居、すごく近いところがあるなと思いますね」と回答していた。

イベントでは、本作で諸葛孔明役を演じる向井理からサプライズで手紙が送られる場面も。
「我が軍師~!」と喜びをみせる上白石だったが、代読したMCが読み終えると「本当に愛のこもったお言葉、ありがとうございます。本当に思い返せば3年前にこの『パリピ孔明』というプロジェクトが始まって、孔明と一緒にリアルの私も向井さんという大先輩に頼りながら、英子という役を色々迷いながらも演じさせていただいたので心の底から軍師だと思っていますし、こんな素晴らしい軍師に巡り会えて、そしてこのような宝物のような作品を一緒に駆け抜けられたことは人生の宝だなと思っています」と涙ながらにコメント。感極まった上白石は「なんで今日いないの~会いたかった!」と残念そうにしつつ「本当に心の震えるようなお言葉をありがとうございます。孔明ありがとう!」と改めて感謝を伝えていた。

同作は、累計発行部数250万部突破のメガヒット大人気漫画「パリピ孔明」(講談社「ヤングマガジン」連載中)。2023年秋に放送された実写ドラマの劇場版となる。三国志の天才軍師・諸葛孔明(向井理)が、なぜか現代の渋谷に転生。アマチュアシンガー月見英子(上白石萌歌)の歌声に心奪われた孔明は、英子とともに音楽の力で<天下泰平>を目指す。
舞台挨拶には上白石のほか詩羽、菅原小春が出席した。