
1960年9月20日に開業した映画館「丸の内 TOEI」が、2025年7月27日に閉館となる。約65年という長い歴史のグランドフィナーレを彩る「さよなら 丸の内TOEI」プロジェクトとして、5月9日(金)から7月27日(日)まで傑作特集上映が行われている。
1986年にテレビドラマ放映が開始されるやいなやあまりの人気ぶりに数多くの社会現象を巻き起こし、ドラマ&映画史にさまざまな伝説を作ってきた「あぶない刑事」シリーズ。軽妙なトークと激しいアクション、他の刑事ドラマとは一線を画すオリジナルな世界観で数多くのファンを魅了し愛され続けてきた“あぶ刑事”は、東映グループの株式会社セントラル・アーツが 生みの親で、東映作品の中でも特にファンの多いシリーズ作品となっている。
今回併せて発表された6月の上映作品スケジュールにおいては、特集「あぶない刑事 part2」として、 劇場版 第一作『あぶない刑事』(1987)、第二作『またまたあぶない刑事』(1988)、第三作『もっともあぶない刑事』(1989)の3作品が入っている。
そして、6月21日(土)には 主人公のタカ&ユージを演じた舘ひろしと柴田恭兵の登壇による舞台挨拶イベントも決定。二人が丸の内 TOEIの壇上へカムバックするのは 2024年6月5日に実施された『帰ってきた あぶない刑事』大ヒット御礼舞台挨拶以来1年ぶり。『帰ってきた~』のプロモーションとしては“最後”と謳われていたこともあり、東映会館前に多くのファンが詰めかけたことは記憶に新しく、今回のイベントでもその興奮が体験できそうである。