
『君の膵臓をたべたい』でデビュー以来、数々の人気作を手がけてきた住野よるの同名小説を映画化した本作は、“少しだけ人の気持ちが見えてしまう”男女5人の、純度100%の尊い日々を描く青春ラブストーリー。原作は累計発行部数80万部を突破し、2017年の原作発売から若者を中心に根強い人気を誇る。
そんな本作より、メイキング写真が解禁。
今回解禁となったのは、W主演の奥平大兼、出口夏希、そして佐野晶哉(Aぇ! group)、菊池日菜子、早瀬憩5人の撮影中の合間のひとこま。全員が集まるカフェのシーンでは、「」を模した『か「」く「」し「」ご「」と「』 ポーズで盛り上がり、さらに佐野が演じるヅカの誕生日を祝うシーンでも本当の同級生の誕生日会のように盛り上がるキャスト。奥平と出口が撮影中にみせた笑顔を捉えた1枚も青春を感じるものとなっている。
公開を間近に控えた本作に著名人より絶賛コメントも到着。『リンダリンダリンダ』『カラオケ行こ!』などを手掛けた山下敦弘監督からは「この映画を観て背中押される人いるんじゃないかと思います。是非、背中を押されてみてください」、さらにZ世代に人気のYouTuber・とうあからは「恋とか友情の繊細なすれ違いがリアルで、胸がぎゅってなった」、映画批評家の児玉美月は「こんなにどこまでも優しくて繊細な青春映画には、きっとなかなか巡り会えない」と、もどかしくも切ない物語に絶賛の声が集まっている。
さらに、 SNS総フォロワー120万人超え話題のコワゾーと、映画とのコラボが実現し、“少しだけ人の気持ちが見えてしまう” 作品の世界観をテーマに、オリジナルショートドラマを公式TikTokにて展開中!人の風呂キャンセル度合いが見えてしまう「風呂キャン理宇に驚愕!」や、人の嘘を見抜けてしまう「 嘘を見抜けるヤバい奴」など、映画と一緒に楽しみたい映像となっている。
<著名人コメント>
山下敦弘(映画監督)
特殊なチカラは持っていなかったけど、友達が全てだった十代の頃を、映画を観ながら思い返していました。
自分はあの頃の秘めた想いを直接伝えることが出来なかった側の人間だけど、この映画を観て背中押される人いるんじゃないかと思います。
是非、背中を押されてみてください。
こがけん (芸人)
1時間観たところで、作品の印象ががらりと変わってしまった…
オーマイガー!
完全に裏切られた!!
〝他人のことは分かっても自分のことは分からない〟彼らの持つ特殊なチカラは、他人に気を遣いすぎる若者の〝共感力〟のメタファーなのかもしれない。
自分の人生を奔放に生きられない彼らの穢れなき葛藤と青春を、高い純度と解像度で描く中川駿ワールド。ぜひ体験してほしい!
とうあ(YouTuber)
恋とか友情の繊細なすれ違いがリアルで、胸がぎゅってなった。
観終わったあと、人との関わりを見つめ直したくなる映画でした。
松崎健夫 (映画評論家)
余計なものが見えるのに、本当に見たいものは見えない。それゆえ、誰かに向ける、或いは、誰かと交わされる<視線>が、言葉よりも雄弁な恋慕を描いた<視線>の映画にさせている。
児玉美月(映画批評家)
『か「」く「」し「」ご「」と「』はわたしたちが生きていくうえで大切にしなければいけないことを、いくつもそっと教えてくれる。こんなにどこまでも優しくて繊細な青春映画には、きっとなかなか巡り会えない。
しんのすけ(映画感想TikTokクリエイター)
今こそ、こんな青春映画が観たかった!
登場人物全員が優しく思いやりがあり他人を優先する。
それでもすれ違い、うまくいかない5人の繊細な心の機微を、中川駿監督は最高のキャストと共に作り上げた。傑作だ!
荻野洋一 (映画評論家、番組等の構成・演出)
心の襞が視覚的記号として画面に浮遊する――
それは文学でも演劇でも不可能な、この映画だけが仕かけた魔法です。
その魔法は、「空気を読む」という息苦しい処世術とはまるで異なる世界との豊饒なつながりへと、貴方をいざなうでしょう
ヒナタカ(映画ライター)
たとえば、自分はたいした人間じゃないと思ったとしても、あなたのことは、とても良いかたちで誰かに伝わっている。そんな小さな見積りから始まった、大きな希望を心のどこかに置くことができる映画でした。