
MCの呼び込みで阿達と長田がサプライズで登場すると、500名を超える学生たちからは「キャー!」と悲鳴交じりの大歓声が。阿達は「職業柄キャーキャー言われるのは慣れているんですが緊張してます」と緊張した面持ちで挨拶すると会場からはさらに歓声があがる。そんな阿達に対抗して長田も「職業柄ティーティー言われるのは慣れてるので、嬉しいですね、ありがティー!」と温かい声援に感謝を述べた。そんな阿達と長田だったが本日が初めての共演だったようで、すでに本作を鑑賞した学生たちからは「え~!」と驚きの声があがったが、阿達が「初めましティー!」とボケると長田もすぐに「初めましティー!」とかぶせるチームワークの良さをみせていた。
本作で未来人を演じている阿達は役作りについて「(監督が)タイムリープスケジュールっていうのを作ってくださった」と明かし、「ここは何回目のタイムリープだよねとか導いてくれながら撮影してたので、作品を撮りながら作っていった」と回顧。また、池田は阿達にアドリブをよく仕掛けてたそうで「やっぱりピュアな阿達くんだからこそ、きっとアドリブでもいいこと言っているだろうなと思って、そういうちょっとした意地悪をやっていたりしていた。ほんと返事がピュアだし、会った時からそうだったんですけど、未来人だなって思ってました」と話すと、思い出したかのようにここで池田から阿達のちょっとした暴露が。「好きな食べ物何?って聞いたんですよ。そしたら、お母さんのご飯ですって」
」とぶっちゃけると、会場からは今日一番の歓声があがり、阿達は照れた顔を浮かべていた。
本作は、数々の青春映画で若い世代から圧倒的支持を集める監督・松居大悟と、“時間もの”で高い評価を獲得している脚本・上田誠が初タッグを組み、法条遥の「リライト」(ハヤカワ文庫)を〈タイムリープ✕青春ミステリ〉として誕生させた。主人公・美雪役を役の池田エライザ、300年後からやってきた未来人・保彦役を阿達慶が演じている。
イベントには阿達と長田のほか、池田エライザ、松居大悟(監督)、上田誠(脚本)が登壇した。