
原作は、各電子書店で第1位、電子コミックとしては驚異の200万部を誇る大人気作、原作・タナカトモ、作画・ひらいはっち『レプリカ 元妻の復讐』(ゼノンコミックス/コアミックス)。テレ東ドラマで見逃し配信歴代最高を記録した「夫の家庭を壊すまで」や、現在話題を独占している「夫よ、死んでくれないか」など数々の“復讐ドラマ”のヒット作を手掛けてきたテレ東による、最新作!
本作で主演を務め、整形して顔を変え別人になりすましてでも復讐していく主人公を演じるのは、ドラマ「今夜すきやきだよ」(テレ東)、「ウソ婚」(フジテレビ)、舞台「グッバイ、レーニン!」などに出演し、俳優・モデルとしても今さらに躍進を遂げるトリンドル玲奈!トリンドルは、本作がテレ東単独初主演。誰もがうらやむような清廉で可憐な顔立ちとチャームポイントのショートカットから一変、先週ティザー解禁した<整形前>の主人公の役写真は、SNS上で予想合戦が行われ、「え!!誰!?」「雰囲気でなんとなくわかる!」「なんのドラマか気になる」などと話題に。
子供の頃から地味で大人しかった葵(トリンドル玲奈)は、同級生の花梨から虐められてきた。努力して東京の大学に行き、ようやく花梨と離れることができた。そこで桔平と出会い、のちに結婚。やっと幸せをつかんだかのように思えたが、やがて桔平が浮気。その相手こそが、あの花梨だった…。しかも花梨の策略によって、夫だけでなく、仕事も友達も社会生活の全てを奪われてしまう。復讐を固く心に誓うと、整形手術で顔を変え、体を変え、利き手までも矯正、「伊藤すみれ」というまったくの別人になりすまし、花梨と桔平に近づいていく――!本作でトリンドルは、<整形前>の藤村葵役と、<整形後>の伊藤すみれのヒロイン二役を繊細かつ強烈に演じる。
そして本作の監督には「しょせん他人事ですから ~とある弁護士の本音の仕事~」(テレ東)などの本橋圭太、瀬野尾一、山下和徳。脚本を、映画「かぞくいろ RAILWAYS わたしたちの出発」やドラマ「ダブルチート 偽りの警官 Season1」(テレビ東京×WOWOW 共同製作)の吉田康弘、遠山絵里香、青塚美穂。話題となった特殊メイクを担当したのは映画「ガンニバル」や「浅草キッド」など映画界でもトップレベルのアーティストとして活躍するAmazing JIRO が手掛けるなど、業界のプロフェッショナル集団が結集した!
<コメント>
■トリンドル玲奈/伊藤すみれ(藤村葵)役
Q)脚本を読んでみてのご感想をお聞かせください。
原作と脚本を同時に読んだのですが、 とにかく展開がスピーディーで、ページをめくるたびに予想外の出来事が次々に起こるので、夢中になって読みました。 自分が演じられると思うと、ワクワクが止まらなかったです!原作の魅力もすごく詰まっている脚本だと感じました。
Q)演じられる役どころと、役作りの中で心がけていることをお聞かせください。
整形前の藤村葵と整形後の伊藤すみれという、一人でありながら別人のような二つの顔を生きる女性です。ただ見た目が変わるだけでなく、元夫への想いや、過去の自分と向き合う苦しさなど様々な感情が描かれていて、ひとつの役の中に“何人もの人格”を同時に生きているような、難しさとやりがいを感じています。 特殊メイクやウィッグ、衣装の力を借りてビジュアル面を作り込み、二つの役を演じられることがとても嬉しく、また私自身にとっても初めての挑戦なので日々楽しく探求しながら演じさせていただいています。
Q)撮影現場の様子はいかがですか?
和気藹々としながら、緊張感もあるところはしっかりあって、穏やかな雰囲気で各々が作品作りに向き合っています。監督やスタッフの皆さんと話し合いながら、役を深めていける環境がとてもありがたいですし、特殊メイクや衣装チームの方々とも細かく相談しながら「すみれ」と「葵」という人物を作り上げています。
Q)この作品を楽しみにしている視聴者へメッセージをお願いします。
テンポの良いドラマになっていると思いますし、きっとスカッとしていただけると思います。 それぞれの登場人物がどうなっていくのか最後まで見届けてください。 毎週月曜が楽しみになるように、全身全霊で日々の撮影を頑張ります。 まずは七夕の夜にテレビの前でお会いできたらうれしいです。
■タナカトモ(原作者)
『レプリカ 元妻の復讐』という漫画作品がドラマ化という形で物語に新たな命が吹き込まれることに、心から感謝しています。キャストの皆様がそれぞれの役にどのような解釈を注ぎ込んでくださったのか、映像作品としてどのような切り口で物語が紡がれるのか、視聴者の一人として、今から放送を待ちわびています。
原作を読んでくださった方も、初めてこの物語に触れる方も、それぞれの視点でスリルを味わい尽くしていただけたらと思います。痛快な復讐劇、キャストの皆様が織りなすドラマをぜひご体感ください。
■ひらいはっち(原作者)
『レプリカ 元妻の復讐』がドラマ化されると聞いて、とても嬉しく思うと共に「作中のキャラたちは、どんな風に表現されるのだろう?」と喜びと不思議な感覚でいっぱいになりました。作品を描く身ではありますが、毎話感情を揺さぶられ続けており、今もすみれと花梨の世界から目が離せない状態です。すみれの復讐に燃える表情や花梨の怒りに満ちた表情を悪戦苦闘しながら描き続けておりますが、ドラマという世界で息づく生身のすみれや花梨、作中のキャラたちは、どんな人になるのか、どんな声音や表情になるのだろうか、またそれぞれの人間が動いてどんな結末になっていくのか、本当に楽しみにしております。
■中川順平(テレビ東京 ドラマ制作部)
「不倫復讐」モノがブームです。中にはもう「お腹一杯」の方もいらっしゃるかも知れません。それでも「復讐」という禁断の想いは、誰もが多かれ少なれ共感できるものであり、それが果たされる時のカタルシスが人を惹きつけます。今回の復讐ポイントは、まず「女性VS 女性」。
元夫だけでなく、生涯の仇敵である女同士の争いは、男女間のそれ以上に容赦なく過激なものになります。そしてもう一つのポイントが、「なりすまし」。顔、体、服装といった見た目だけでなく、立居振る舞いから、雰囲気までも変貌させ、まったくの別人として生きる人生を夢想した方も少なくないと思います。それと同時に「なりすまし」は、いつ正体を暴かれるか、という強烈なサスペンスを生み出します。原作は大人気コミックです。次の展開が気になって仕方なくなる中毒性を、ドラマでも漏らすことなく詰め込みたいと考えています。そして主演はトリンドル玲奈さん。天真爛漫でキュートなイメージですが、今回は、復讐という過酷な生き様をあえて選択、策謀を巡らせて相手を陥れる危険な女性という、イメージとは真逆の役に挑戦して頂きます。これまで見たことのない「黒トリンドル」さんが披露されるでしょう。
なお物語の中に外見の美醜に囚われた人物が登場しますが、本作はそれを肯定するものではなく、考えるきっかけを与えるものです。ぜひ、ドラマを最後までご覧いただき、本作のメッセージを感じ取って頂けると幸いです。七夕の夜にスタートする新ドラマ「レプリカ 元妻の復讐」。どうぞご期待ください。