
寿司ブームをきっかけに世界中を席巻している日本食。今では我々が想像もつかない秘境にまで、日本食のお店は存在している。そんな世界各地にある「日本食堂」を探し訪ねる番組が今年1月、8年ぶりに完全復活!「なぜ店主は世界の果てで日本食堂を営んでいるのか?」という疑問を解き明かしつつ、波乱万丈の人生ドラマを紐解いていく“食堂ドキュメンタリー”をお届けする。
今回登場するのはポーランドの「UKIUKI(ウキウキ)」、ケニアにある「ChiQ(チキュウ)」の2店舗。「UKIUKI」は、ポーランドの有名グルメサイト「Zomato(ゾマト)」にて、全ての料理ジャンルを含めたランキングにて1位になった経歴がある大人気店!絶品のうどんをはじめとした日本食を求め、1時間半もの行列ができることも。その大人気店のオーナー松木平さんは、36歳になるまでは料理店の経験ゼロの、営業職のサラリーマン。そんな松木さんがなぜポーランドにて日本食堂を営むことになったのか?一方、ケニアにある「ChiQ」も、本格的な日本食を40種類以上提供する人気店。オーナーの中矢晃騎さんは、元々は一流企業で働く営業マンで、こちらも本格的な調理経験はほぼなし。YouTubeなどを見ながら独学で料理を勉強し、26歳という若さで「ChiQ」を立ち上げました。異国の地で日本食堂を営むまでに何があったのか、オーナー2人の人生模様や日本食堂にかける思いは必見!
スタジオゲストとして登場したのは、市川紗椰、大西流星、児嶋一哉、檀れいという豪華メンバー!MCの名倉潤は檀れいの大ファンだそうで、いつもより緊張する収録になったそう。そして、収録を終えたMCの名倉潤、大西流星、檀れいからコメントが到着した!
<コメント>

■MC 名倉潤
人間誰しも、それぞれにドラマがあると思うんですけど、この番組には、そのドラマすらも超えてくる何かがあるんですよね。「なんでこんな過酷な場所で日本食堂をやってるんやろう?」って引き込まれてしまうし、出てくる人たちがみんな本当に素晴らしいんです。毎回、感動させられます。
今回は特に、それぞれのお店のコロナ禍の経験が印象的でした。海外で飲食業を続けている人たちがどれだけ苦労したのか…それがすごく伝わってきました。そして今回登場したお二人は、どちらも“男気”があって、ほんまにいい人たちでした。人間味があって、熱い言葉は言わないんですけど、熱い二人でしたね。
この番組は、家族みんなで安心してみられる番組やと思いますし、特に「海外で何かやってみたいな」と思っている人にとっては、きっと背中を押してくれる内容やと思います。今、日本でしんどい思いをしている人、苦しい状況にある人も、もっと世界を見てほしい。世界には、いろんな働き方や生き方があって、「こんなに頑張っている人たちがいるんや」ってのを感じ取ってほしいですね。ぜひ、家族みんなで話し合いながら見てほしいです。

■大西流星(なにわ男子)
とても新感覚な番組だなと思いました。僕自身も海外旅行に行くことは多いんですけど、日本料理のお店があっても「せっかく来たんやし、現地の料理を食べたいな」と思って、なかなか日本食のお店には入ったことがなくて…。でも、名倉さんが「逆にその日本食を食べて、その人がどういうルーツを辿ってきたのかっていうお話を聞くのもすごく楽しいよ」って言ってくださったのが印象に残っていて、そして、まるで現地に行ったかのような感覚にしてくれるのが「日本食堂」の良さかなと思いました。あと、番組の魅力のもうひとつは、VTRで見た料理を実際にスタジオで食べられること!出演している僕たちは本当に幸せなんですけど…視聴者の皆さんのお腹をすかせてしまうかもしれないです(笑)。
でもこれは、ただのグルメ番組じゃなくて、「食」を通して人と人のつながりや、その人の生き方にまで触れられる番組だと思います。ぜひ僕と同じ世代の方や、若い方にも見てもらいたいです。

■檀れい
名倉さんの優しいお人柄と楽しい共演者の皆さんのおかげで、和やかな雰囲気の中で収録に参加できました。「ChiQ」で出されている、たこの代わりに鶏肉をいれた(たこ焼きならぬ)チキン焼きもいただきましたが、家でもチキンを入れてもいいかと思うくらい、おいしかったです。
「UKIUKI」と「ChiQ」、どちらのオーナーもとてもまっすぐで優しい方で、ただおいしい日本料理を出すだけではなく、スタッフへの気遣いがあふれていて、現地の人の手助けをするために日本食堂をやられており、とても感銘を受けました。温かな気持ちに包まれる「日本食堂」をぜひご覧ください。