本作は、数々の青春映画で若い世代から圧倒的支持を集める監督・松居大悟と、“時間もの”で高い評価を獲得している脚本・上田誠が初タッグを組み、法条遥の「リライト」(ハヤカワ文庫)を〈タイムリープ✕青春ミステリ〉として誕生させた。主人公・美雪役を役の池田エライザ、300年後からやってきた未来人・保彦役を阿達慶が演じている。

先週6月13日(金)に封切りされた本作、公開後の反響を聞かれた池田は「めちゃくちゃ届きます!インスタのメンションを私よく見るんですよ。既読つけちゃってごめんねとか思いながら見るんですけど、みんなチケットの写真とかパンフレットの写真載っけて感想をくれるのですごく嬉しい」と喜びのコメント。阿達は「初日に見に行きまして、お客さんとして見たんですけど笑ってくれたり、ざわざわとしてました」と映画館に足を運んだことを明かしたが「池袋で」と口を滑らせてしまい会場は爆笑。照れながらも阿達は「それこそ見に行ってくれたジュニアの子たちがすごい長文で『あれってどうなってるんですか?』とか直接会った時にすごい興味津々で、事務所でもちょっと株が上がりました」と笑顔をみせていた。

まだまだ公開が続く本作に阿達は「あの頃を瓶にぎゅっとされたというかそういう感覚になるのがすごい初めてだった。リライトの空間をこの映画館で皆さんと見る、見た後に感想を共有するってなんかすごい素敵な気持ちになる。考察だったり、感想だったり、たくさんね、つぶやいてほしいですし、いろんな方におすすめしてほしいです。たくさんリライトの輪を広げていけたらなってすごく思っています」とコメント。
池田は「すでに見てくださった方々が応援団のように人に勧めてくださっていたり、映画のレビューとかで勧めてくださっていたりとかしているのを見ていて、本当に誰かの夏に寄り添ってそっと教えたい気持ちもある、でもちょっと自分の中にとどめたい気持ちもあるみたいな、この映画ってすごく不思議な力を持ってるって感じた。なので、本心としてはものすごくいっぱい宣伝して欲しいし、たくさんの人に知ってもらいたいもあるんだけど、心の秘密基地みたいな感じでリライトを留めておいてもらえたらとっても嬉しいです」と改めて本作をアピールしていた。
舞台挨拶では、SNSコメントを元にした穴埋めクイズも行われ、登壇者が楽しみながら回答していた。
この日は池田と阿達のほか、主題歌を担当したRin音、監督の松居大悟も出席した。