
本作は、ベストセラー作家・中山七里先生による小説「能面検事」シリーズ。大阪地検きってのエース検察官である不破俊太郎は、表情ひとつ変えず、誰に対しても歯に衣着せぬ物言いで相手の本音や物事を本質で見抜く。ついた通り名は“能面検事”。巨大な権力にも忖度せず、ただただ冷静沈着に事件の真相を暴いていく骨太で痛快なリーガルミステリーだ。主人公の不破俊太郎を上川隆也、不破のもとで働く新人事務官・惣領美晴を吉谷彩子、大阪地検総務課事務官・前田拓海を大西流星、大阪地検総務課課長・仁科睦美を観月ありさ、大阪地検次席検事・榊宗春を寺脇康文が演じる。
この日の会見には観月のほか、上川隆也、吉谷彩子、大西流星、寺脇康文も出席した。
本作で関西弁を使う役どころに観月は「なぜ関西弁の役を私にと思ったんですけどそういうのもたまには面白いのかなとか。このストーリーの中の抜け感として1人こういう人がいるのもいいのかと思いまして大切な役どころだなと思って日々演じさせていただいております」とオファーに驚いたことを明かすと、上川はそんな観月の姿に「1番ギャップを持って拝見している。関西弁を喋る観月ありさというの、僕らのみならず視聴者の皆さんにとっても新鮮には映ると思います」と期待を込めた。
また、現場で関西弁を大西に聞くこともあるそうで「いつも分からないってセリフがあると、先生(大西)に聞いてちょっと1度言ってみてもらってセリフを言って『今言えた?言えてた?どうだった?』ってジャッジしてもらうっていうことを現場でやってます」と振り返ると、大西は「ほんとに元々大阪の方なのかなってぐらい、すごくすらすら関西弁で話されていて。その関西弁もすごく品のある関西弁なので、それを本当に観月さんならではだなと思いつつその品に負けないように僕もなぜかちょっと品のある関西弁になる(笑)」と関西弁の上達スピードに舌を巻いていた。