2023年にインディーゲームクリエイターのKOTAKE CREATE氏がたったひとりで制作し、累計販売本数190万超の世界的大ヒットを記録したゲーム『8番出口』が実写映画化!日本によくある地下鉄の駅を舞台に、無限にループする地下通路に閉じ込められたプレイヤーが様々な“異変”に恐怖しながら「8番出口」を目指す姿が描かれており、地下通路で異変を探し、8番出口を求めて“迷う男”を二宮和也、役柄など詳細は一切不明の“ある女”を小松菜奈、大ヒットゲーム「8番出口」の象徴とも言えるスーツ姿の”おじさん”“歩く男”を河内大和が演じる。
この日、国内初イベントとして“レッドカーペット”ならぬ“88m無限ループカーペット”アライバルが開催。二宮、小松、河内らキャスト陣と川村元気監督が約650名のファンが待つイエローカーペットで異変探しに挑戦した。
その後、ステージ上にて映画に関してのトークセッションが行われると、川村監督から二宮のキャスティングについて語られる場面も。川村監督は「ゲームの題材で映画にすると失敗するよって色んな人から脅されまして…」と笑わせつつ「ゲームに対するリテラシーというか理解がないとダメなんだなと思ってた」とキャスティングで大事な部分を明かす。二宮が『主演兼テストプレイヤー』って言い方をしてたことを話しつつ「ゲームを作るみたいな作り方でやってくことに対して理解をしてくれるのが二宮くんしかいないんじゃないかなっていうところはありました」とべた褒めすると、二宮は「嬉しいですね。嬉しいですし、監督も含めて現場がこれだって案をほんとに1秒でも早く出すっていうのが現場のスタッフ含めて我々の命題でありましたから。殺伐とすることもなく『みんなでじゃあやろっか』って集まってやって楽しかったです」と撮影を振り返った。

また、小松は久しぶりの現場でかなり緊張していた中で二宮の存在に救われたそうで「二宮さんは本当にいろんなところに目がついてるんじゃないかってぐらい全体を俯瞰して見たり、今起こってることだったりとか、ほんとになんか人としてもずっとこうフラットでいてくれるので、ずっとこうぶれないっていうのも私もすごくそこに頼りにしていましたし、本当に座長として素晴らしいなと思う存在でございました」と感謝を述べると、二宮は照れた様子で「やっぱ褒められるのは気持ちいいですね」と笑顔をみせた。
さらに、河内も二宮には強い思い入れがあるそうで「新聞配達のバイトしてて、新潟は雪が積もってとにかく雪が辛くて、滑ると全部新聞が落っこちてぐしゃぐしゃになっちゃうから、そういう時に嵐の曲(『Happiness』)を聴いて頑張ってた」と告白。「あの曲なかったら僕もう多分あそこで終わってると思うぐらいもう毎日毎日それ聞きながら配達してた」と打ち明け、「VIVANTのときもほんと抱きつきに行きたかったけど、敵対してたから…」と二宮への思いを熱弁していた。