
累計発行部数150万部超え、「恋は雨上がりのように」の眉月じゅん最新作にして人気漫画「九龍ジェネリックロマンス」(集英社 / ヤングジャンプ連載)が待望の実写映画化!本作の舞台となる、かつて香港に存在した美しくも妖しい街“九龍城砦”。その風景を再現するため、狭く雑多な路地裏の商店など、誰もがなぜか懐かしさを感じるような古い街並みを残す台湾にて真夏のロケを敢行。ノスタルジーに溢れる世界で、切ないミステリーと極上のラブロマンスを描く。W主演として鯨井令子役を吉岡里帆、工藤発役を水上恒司が演じる。
この日のジャパンプレミアには吉岡とほか、水上恒司、⻯星涼、栁俊太郎、梅澤美波、フィガロ・ツェン、花瀬琴音、監督の池田千尋も出席した。
役柄を演じる上で髪をバッサリ切って撮影に挑んだ吉岡は「本当に九龍ジェネリックロマンスって大人気の漫画なので、漫画原作のファンの方にも楽しんでいただけるようにできるだけビジュアルも似せていって、解釈とかも深掘りしていけたらいいなと思った」と明かしつつ、まだ完結していない作品ということで「映画でできることって何かなっていうのを池田監督と本当にたくさん話し合いをさせていただいた」と撮影に関して話すと、池田監督は「何でも話してくれたから、私も受け止めて全力で答えようってやっていた記憶」と吉岡に対する信頼感をみせた。
また、台湾での撮影を聞かれた吉岡は「漫画の原作ファンの方は特にわかると思うんですけど、その九龍っていう世界観をどうやって再現するのって思われると思うんですけど、本当に街に対する懐かしいって思ってもらったり、綺麗だなって思ってもらえる感動はもう台湾で撮ったからでこそだなって毎日思っていたので、本当に細かいディティールから空気感まで楽しんでいただけるかなと思います」と太鼓判を押した。
本イベントでは、劇中で登場する印象的なセリフ「私、九龍に恋をしているの」にちなんでキャストが恋しているものを告白する企画も行われた。
吉岡は『私、盆栽に恋をしている』と回答。「早くも隠居生活にだんだん足踏み入れてきてるんですけど」と恐縮しつつ、昔から植物が好きだったそうで「盆栽って皆さん松とか想像されるかもしれないんですけど、バラとか桜とか結構色々あって、すごく可愛くて世話が焼ける。本当に私が見てないとすぐ枯れるっていうかパキパキになっちゃうので、朝起きたらまず盆栽みたいな、だから、全然優先順位変わりましたね。本当に全部細かく選定して。今ちょっと心配ですもん、早く帰んないと」と熱弁。さらに、40株育ててることが明かされると竜星は「40株!?40人の子供がいるみたいなもんじゃん」と驚愕、吉岡は「ほんとそんな感じ。気持ち的には全員平等に愛でたいし、忙しいんですよ、最近」と早く帰りたそうにそわそわした様子をみせていた。