
本作は、青春ドラマの金字塔と称された映画『ちはやふる』シリーズの10年後が舞台で、令和の高校生たちの青春を描く。
第5話では、藍沢めぐる(當真あみ)と、母・塔子(内田有紀)と父・進(要潤)との物語が描かれる。
かるたを続けることを両親に認めてもらえないめぐるは、次の武蔵野大会を最後に退部することを決断。「だからこそ残りの時間は今まで以上に練習がしたい。1試合でも多く、みんなとかるたをするために」。めぐるの思いを受け止めた大江奏(上白石萌音)と梅園メンバーが奮起。
しかし、武蔵野大会1回戦で、予期せぬ難敵と当たってしまい…。一方、塔子と進は、めぐるがかるたにこだわる理由が分からないままで…。
めぐるを想うあまりすれ違ってしまう母・塔子役を演じる内田は「近くで想い合う親子だからこそ、気づけないこともある。第五首はそんな親子のすれ違いから起こるお話です。是非ご家族でご覧頂ければ幸いです」と見どころを紹介。
めぐると塔子を、一歩下がった場所から優しく見守る父・進役の要は「かけがえのない家族の大切さ、二度と戻らない青春時代、人生において重要なテーマが描かれています。ぜひご覧ください」とメッセージを送っている。
【藍沢 塔子(あいざわ とうこ):内田 有紀】
めぐるの母親。ウェディングプランナーとして忙しく働く、一家の大黒柱。厳しい面もあるが何より子どもたちの将来のことを心配し、想っている。
<コメント>
子供は小さな心と体で親の言う事に精一杯耳を傾けているのかも知れません。親のふとした言葉を受け止めてしまい、時に子供の自由を奪ってしまう事も…。近くで想い合う親子だからこそ、気づけないこともある。第五首はそんな親子のすれ違いから起こるお話です。是非ご家族でご覧頂ければ幸いです。
【藍沢 進(あいざわ すすむ):要 潤】
めぐるの父親。元々は料理人だったがコロナ禍をきっかけに失職。今は主夫として家族を支えながら、料理系インフルエンサーとしても活躍中。
<コメント>
これまでめぐるのかるた部への想いを受け止め切れなかった藍沢家がついに動きます。我々藍沢家の親として子供に期待する気持ちと、めぐるのかるたへの気持ち。すれ違いが生んでしまった家族の絆が今回初めて大きな進歩を遂げます。かけがえのない家族の大切さ、二度と戻らない青春時代、人生において重要なテーマが描かれています。ぜひご覧ください。
■あらすじ
「塾の合宿に行く」と家族にウソをついてかるた部の合宿に参加していた藍沢めぐる(當真あみ)の前に、母・塔子(内田有紀)と父・進(要潤)が現れ、塔子がめぐるを平手打ち…!
最終日を残して合宿所を去ることになっためぐる。複雑な気持ちで見送る奏(上白石萌音)と部員たち…。
かるたを続けることを両親に認めてもらえないめぐるは、次の武蔵野大会を最後に退部することを決断。ショックで肩を落とす梅園メンバーに、めぐるは「だからこそ残りの時間は今まで以上に練習がしたい。1試合でも多く、みんなとかるたをするために」と思いを伝える。
翌朝、村田千江莉(嵐莉菜)は1人で朝練をするつもりで学校に行くと、与野草太(山時聡真)と奥山春馬(高村佳偉人)、さらに白野風希(齋藤潤)とバッタリ。みんな、思いは同じなのだ!そんな中、めぐるは誰よりも早く部室に来て、奏と一緒に練習していて…。2人に駆け寄る千江莉たちは「やるからには北央も瑞沢もぶっ飛ばして優勝する!」と奮起し、みんなで猛特訓を開始!しかし、武蔵野大会1回戦で、予期せぬ難敵と当たってしまい…。
一方、塔子と進は、娘の気持ちをなんとか理解しようとするも、めぐるがかるたにこだわる理由が分からないままで…。
終わりたくない、終わらせたくない…!弱小かるた部、初の公式戦へ!思いよ届け!!