©眉月じゅん/集英社・映画「九龍ジェネリックロマンス」製作委員会

累計発行部数150万部超え、「恋は雨上がりのように」の眉月じゅん最新作にして人気漫画「九龍ジェネリックロマンス」(集英社/ヤングジャンプ連載)がアニメ化に続き、待望の実写映画化。
過去の記憶がない鯨井令子と誰にも明かせない過去をもつ工藤発の恋。2人の距離が近づくほど深まっていく謎。その真相にたどり着く時、2人は究極の選択を迫られるー。本作の舞台となる、かつて香港に存在した美しくも妖しい街“九龍城砦”。その風景を再現するため、狭く雑多な路地裏の商店など、誰もがなぜか懐かしさを感じるような古い街並みを残す台湾にて真夏のロケを敢行。ノスタルジーに溢れる世界で、切ないミステリーと極上のラブロマンスが描かれる。

鯨井令子役には、映画『正体』(24)で第 48 回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞した吉岡里帆、工藤発役に『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら』(23)で第 47 回日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞した水上恒司の配役でW主演を果たす。
巨大製薬会社の社⻑・蛇沼みゆき役に⻯星涼、喫茶店・金魚茶館の店員タオ・グエン役に栁俊太郎、靴屋の店主で令子の親友になる楊明役に乃木坂46の梅澤美波、九龍のあらゆる店でアルバイトをしている小黒役に花瀬琴音、蛇沼と行動を共にし、九龍の街を調べるユウロン役にフィガロ・ツェンら豪華俳優陣が集結した。

このたび解禁されたのは、九龍城砦の街中のとある屋上で過ごす令子と工藤の”ゼロ距離”シーンを切り取った本編映像。九龍城砦の不動産屋で働く令子は、先輩社員である工藤に恋心を抱いている。仕事の休憩時間に屋上で何気ない会話を楽しむ二人だったが、「俺はこの懐かしいって感情は恋と同じだと思ってる」と話す工藤に「私はこの街に懐かしさなんて感じません」と言い放ちつつも「でも、工藤さんには時々感じます。“懐かしさ”」という令子の一言に、工藤は我に返ったようなハッとした表情を見せます。令子の横顔に、工藤は令子に瓜二つ姿をした婚約者・鯨井Bの面影を重ねる。「“懐かしい”って、この胸に閉じ込めたいってことなんじゃない」――と微笑む鯨井Bが、工藤の脳裏をよぎります。やがて真剣な眼差しで令子に近づき、ふいに令子の耳を撫でる工藤。思いがけず”ゼロ距離”となった二人の緊張感はピークに。いつになく真剣な表情を浮かべる工藤に動揺する令子。急接近する2人の恋の始まりを予感させるシーンとなっています。果たして、令子が工藤に感じる”懐かしさ“と、工藤が胸に閉じ込めた”懐かしさ“の正体とは――。