本作は、発行部数70万部を突破し、いま日本全国で話題沸騰中の小説「近畿地方のある場所について」(著者・背筋/KADOKAWA)の実写映画化。監督には『ノロイ』『貞子VS伽椰子』『サユリ』の鬼才・白石晃士。失踪事件の調査をすすめるにつれて“ある場所”へと導かれていくオカルトライター・瀬野千紘(せのちひろ)役に菅野美穂、千紘と行動をともにしていくうちに“ある場所”の謎に魅せられていく雑誌編集者・小沢悠生(おざわゆうせい)役を赤楚衛二が演じる。

ついに公開初日を迎えた感想を聞かれた菅野は「いかがでしたでしょうか?」と本作を鑑賞した観客へ問いかけると会場からは割れんばかりの拍手が沸き起こる、続けざまに菅野は「原作をお読みになってらっしゃる方はどのぐらいいらっしゃるんでしょうか?映画が初めてだという方はどのぐらい?赤楚君を目当てできたという方は、なるほどね」と挙手を募り赤楚をいじる一幕もみせて会場を笑わせた。また、テンションが上がった菅野は「へーいへいへいへーいへい♪」と会場にコール&レスポンスを求めるなど終始ノリノリな姿をみせた。
MCから怖いシーンを演じることについて聞かれると「躊躇っていうのはカメラに映ると思うので振り切るっていうかもうフルスイングで大谷翔平みたいな感じ」と役作りを明かすと会場は爆笑。続けて「でもやっぱりこういった演技でないと瞬発力が養われない部分でもありますので、そういった意味では私としてもすごく勉強になった」とホラー映画に出演した上での学びを明かした。
最後にメッセージを求められた菅野は「余談なんですけれども、この『近畿地方のある場所について』のホームページを丑三つ時にご覧いただくと何かがあります。もしご興味がありましたら、アクセスしてみてください」と呼びかけていた。
この日の舞台挨拶には菅野のほか、赤楚衛二、監督の白石晃士も出席した。