
2004年2月1日から「ふたりはプリキュア」のテレビ放送を開始して以来、子どもたちの“あこがれ”の姿として幅広く愛され続けている「プリキュア」シリーズ。2023年に20周年記念として公開された『映画プリキュアオールスターズF』が、全世代からの支持を受けて歴代最高の興行成績を記録し、その勢いのまま昨年の『わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー!ドキドキ♡ゲームの世界で大冒険!』も興行収入12.4億円という単独映画としては歴代最高の結果を残した。そんな大人気シリーズ「プリキュア」の最新作、『アイドル』をモチーフにした「キミとアイドルプリキュア♪」が毎週日曜朝8時30分~、ABCテレビ・テレビ朝日系列にて絶賛放送中。そして、最新TVシリーズの映画が『映画キミとアイドルプリキュア♪ お待たせ!キミに届けるキラッキライブ!』として9月12日(金)より全国公開となる。
テーマは『“キミ”がいるから輝ける、強くなれる!』。
歌うことが大好きな少女・咲良うたが、チョッキリ団ボス・ダークイーネによって闇に包まれてしまった〈キラキランド〉を救うため、伝説の救世主“アイドルプリキュア”を探しにやってきた妖精・プリルンと出会い、歌って踊ってファンサして戦う“アイドルプリキュア”に変身するというストーリー。【キュアウインク/蒼風なな】と【キュアキュンキュン/紫雨こころ】の心強い仲間や、先日新たなプリキュアとして【キュアズキューン/プリルン】、【キュアキッス/メロロン】も加わり、毎週大きな盛り上がりを見せている。
映画では、不思議な「アイアイ島」を舞台に、“宇宙1”のアイドルフェスティバルに出演することになったアイドルプリキュアが、島と世界に突然襲い掛かったピンチを救うため、大奮闘。
本作の映画オリジナルキャラクターの珊瑚の妖精・トット役に、お笑いコンビ「ダイアン」の津田篤宏が決定。津田演じるトットは、“宇宙1”のアイドルフェス、[スーパーミラクルアイドルフェスティバル]の運営委員長で、うたたちをアイドルフェスティバルに招待した、まさに物語の発端となる人物。青い海と珊瑚をイメージさせるシャツに、麦わら帽子とメガネ、蝶ネクタイという愛くるしいビジュアルが公開された時には、誰が声優を務めるのか、多くの予想の声が寄せられた。監督を務めた小川孝治は、津田を起用した理由について「トットは映画の舞台の案内役の役割を担っていて長セリフが結構多いので他の映画で声優のご経験がある津田さんにお願いすることになりました。」と、声優としての津田の経験を見込んだキャスティングであることを明かしており、プロデューサーの皆川も「今回の舞台である「アイアイ島」について視聴者に伝える大切な役割を担っております。ダイアン津田さんが持ってらっしゃる明るくてコミカルな雰囲気がフェスのシーン全体を魅力的にしてくださると思い今回お願いするに至りました。」と津田のキャラクター性が本作に素敵なアクセントを加えてくれることへの期待を語った。
アイアイ島を知り尽くすトットは、スーパーミラクルアイドルフェスティバルの運営だけでなく、アイドルプリキュアに島の全貌や歴史を案内するなど大活躍。さらにトットの発言には映画の中で重要な意味をもつものも含まれており…。
そんな映画に欠かせない重要なキャラクターに決定したことを知った時の気持ちについて、津田は「驚いたのはもちろん、マネージャーと『これほんまなのか、ドッキリちゃうんか?』というラリーを何回も繰り返しました。」と予想外のオファーであったことを回顧。3人の子の父親としての顔も持つ津田だが、まだお子さんには本作への出演を秘密にしているようで、その反応が楽しみであることも明かしている。
芸歴25年を迎え、芸人として第一線で走り続けているだけでなく、近年は「翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~」(2023)や「逃走中 THE MOVIE」(2024)など映画へも出演。さらには、「白雪姫」(2025)に声優として出演し、多岐にわたる活躍を遂げている津田。本作のアフレコへ向けて、かなり気持ちを高めていたようで、「自分の内からトットになりたいと思い、食事量を増やしたり、衣装もずっとトットに似た青いシャツを着ています。もうトットのことしか考えていなかったです(笑)」と冗談交じりながらも役作りへの熱量を語っている。入念な準備で挑んだアフレコの手応えについて、「自分で点数をつけるというよりは、監督さんがつけてくださるものですが、OKをもらって振り向いたときに、何人か泣いている方もおられたので、高い点数を出せたのではないかと思います!」とかなりの自信をのぞかせている。これには小川監督からも「キャラの役割ゆえに細かい演技指示などがあったのですが、それを即座に演技に反映して頂き、飄々とした素敵なキャラになりました!」と絶賛のコメントが届いていた。
津田から、映画を楽しみに待っている“キミ”へ「『映画キミとアイドルプリキュア♪』、ぜひ観に来てください。お子さんだけじゃなく、親御さん、おじいちゃん、おばあちゃん、若い子、全員観に来てください!来てくれた方には、スーを差し上げます!!」と、メッセージが到着した。