舞台挨拶では本作の登場人物それぞれが正義や美学を信じて行動をしてることにちなんで、自身にとって絶対に譲れない美学を聞かれた白岩は「うわ、譲れないものか!僕いっぱいあるんですよ」と悩む姿をみせつつ「終わりがあることにすごい美学を感じてる」と告白。続けて「人もそうじゃないですか。生まれてきたら絶対に終わりが来てしまうからこそ儚いしそれがすごく魅力的に感じてるんです、昔から。」と熱弁すると、横で聞いていた西田は「すごい…」とポツリ。白岩は「すごいが1番ダメかもしれない(笑)」とツッコむと、西田は「僕、今お寺で和尚さんの話聞いてるみたい」と例え会場を笑わせた。
そんな美学を仕事の場面でも活かしてると話す白岩は「いただいたお仕事だったりとか目の前のことは全部全力で出し切りたいっていう感じなので、このステージが最後なってもいい気持ちでやるってよく言うんですけど、そこに美学とかこだわりがあって、いつ自分が終わりになってしまっても後悔ない人生を生きようってのがかなり美学になってます」とこだわりを明かしていた。

さらに、今後新しく挑戦してみたいことを聞かれた白岩は「それもいっぱいあるんですけど、新しい姿をどんどん見せていきたいって気持ちは常にある。僕としてもグループとしてもやってないことはどんどん挑戦していきたい」と話し、「今回も初めて声優やらせていただいたりとか、何かに主題歌書くのも初めてだったんですよ。そこの挑戦を恐れずに初めてのことをやっていきたい」と意欲をみせていた。

本作は、アーケードゲーム『星と翼のパラドクス』を原作として制作を開始。原作の設定と世界観を踏襲し、静野監督のコンセプトを元に制作陣・脚本家と共に生み出した完全オリジナルストーリー作品。登場人物は全て新たに設定し、原作同様に貞本義行がキャラクターデザインを担当している。ミュージシャンを目指しながらも不確かな未来に悩む地球の高校生、主人公・ヨウの声を白岩瑠姫が演じている。