原作は on BLUE で連載中の夏野寛子による同名作で、累計165万部超えの超人気作品。W主演を務めるのは、人気俳優の羽山麻水役の駒木根葵汰と羽山の恋人で俳優・白崎由岐役の新原泰佑。共演者には、宇佐卓真、南雲奨馬、篠原悠伸、今川宇宙、福津健創、橋本淳、片山萌美が再集結。さらに、Season2から追加キャストとして、中村まこと、⽯⽥佳央、町⽥マリー、夏⽣⼤湖が出演する。

2024年4月期に実写ドラマ化されると国内のみならず海外でも話題を呼んだ、芸能界が舞台の俳優同士が紡ぐ甘く切ないラブストーリーの続編ということで、続編を望むファンの声は二人のもとにも届いていたようで、駒木根は「昨年末にイベントとかもやらせていただいて、その辺りからちょっとずつ“匂わせ”みたいなことを続けてきて、僕らからちゃんと公式に発表できた時は皆さんもすごく喜んでくれましたし、その熱量は1年経っても今でも変わらないなと感じたので、楽しみにしてくださる皆さんに向けて、しっかりと僕らも誠心誠意、役に対して向き合っていかないといけないなと、責任感みたいなものを感じました」と語り、新原も「Season1が終わった後に、Season2をやってほしいという声はファンの皆さんからいただいていたので、そろそろ怒られるんじゃないか?っていうぐらい、1年近くお待たせしていたので、やっと発表できて嬉しい気持ちです」と笑顔を見せた。

物語の中ではキュンシーンも登場するが、キュンシーンの見どころを聞かれた駒木根は、「個人的にはぐっと苦しくなるシーンも魅力の一つ。バランスが絶妙な感じで作られていて、Season1とは違った苦しいシーンが多いと思うので、そこを見た上でのキュンがより引き立つんじゃないかなと思っています」とコメント。
新原も「Season1を超えるつもりで頑張って僕らも芝居を作り上げているので、幸せそうですよ。キュンキュンしてますよ!」と微笑み、「Season1は大体どちらかが苦しい状態でキスしたりしているので、シーズン2はただただ和気あいあいとイチャイチャしているのも結構あって、楽しくできました」と撮影を振り返り、駒木根も「特に1話はハートフルになっているので、ぜひ1話からお見逃しなく」とアピールした。

そして、場面写真を見ながら撮影中の裏話トーク。
まずは、羽山と白崎のツーショットの場面写真を持つ駒木根と新原から始まり、Season2では羽山と白崎の関係性も変化があり、新原は「Season1の最後で2人が恋人として結ばれて、その後を描いているので2人のちょっとした生活感だったりとか、前はお家に行くことすらドキドキしている由岐でしたが、それがどんどん当たり前になって、距離感が縮まっていく2人が描かれているんじゃないかなと思います」と話し、「1はくっつくかくっつかないかみたいなヒリヒリがあったんですけど、2ではくっついた後をどう描いていくかなので、お互いの中に流れている時間みたいなものは、撮影が始まる前に話し合ったりして作り上げていきました」と駒木根と相談しながら作り上げたそう。
駒木根も「Season1を通して恋人になっていく関係性を描いていたので、そこから後の世界というのは個人的にも未知数だったので、最初はどういう関係性なのかを監督とも一緒にお話しして作り上げていきました。でもそこは僕らも俳優なので、しっかりと素敵なシーンをたくさん皆さんにお届けできるんじゃないかなと思っております」と自信をうかがわせる。

さらに、新原が「衣装も人気俳優と、超人気俳優になっているので……」と話し出すと、「僕が超人気俳優です」とドヤ顔する駒木根の姿に会場からは笑いが。
「由岐も新人俳優から人気俳優にならせていただいて、そうしたら(羽山も)人気俳優から超人気俳優に台本の肩書も変わっていまして。そうしたら服のランクも上がっていくわけです。ちょっとオシャレになっていたり、由岐も麻水さんのエッセンスが入ったような、麻水さんに選んでもらったんだなという服があったりします」と、衣装の面でも時の流れや関係性の変化が伝わってくるそう。

宇佐と南雲はグランピングのシーンを振り返る。

「花火の撮影の時、羽山と白崎くんのカットがあった時に、僕らは外でお休みしていたんですけど、すごい大自然の中で寝転がってぼーっとしてた時間があって、その時間が特別に感じました」(宇佐)、「自分は4人でのお芝居が好きで、誰かしらちょける方がいて、そこにつっこんで、みたいなのも楽しみながらお芝居に入ったらすごい、という姿を見て、本当にすごく良い空間でした」(南雲)と、撮影の思い出を語る。

そして、夏生は、本作で描かれるオーディションの場面写真を持ち、新原の芝居について「一緒にお芝居をやってて、心の奥底をしっかり掴んでくるような感覚があって、でも別に肩に力が入るということではなくすごく自然体だしナチュラルにできるんですけど引っ張り出されているような感覚になっちゃうんですよね。それがすごい気持ち良かったなという印象です」と熱く語ると、新原は「すごい嬉しいね、そんなこと言われちゃったら」と喜びを隠せない様子。
そんな新原から、「黒木がすごく熱くて、次の日の撮影が始発ぐらいの時間なのに、夜中に電話かけてくるんです。『ごめんなさい、明日のシーン話したいから』って、そこから捕まること1時間半、ずっと電話で色々話すんですけど、夏生大湖という人間がとても熱い人間なので、間違ったことは言ってないから。ここの信頼関係がある上でのお芝居になるのかな、と思います」と夏生の真面目で熱い部分が明かされ、「ごめんなさい…」と小声で謝り、恥ずかしそうに場面写真で顔を隠していた。