©TBSスパークル/TBS(撮影:加藤春日)

本作は医療における19番目の新領域である総合診療科を舞台にしたヒューマン医療エンターテインメントで、原作は富士屋カツヒトの連載漫画「19番目のカルテ 徳重晃の問診」(ゼノンコミックス/コアミックス)。脚本は『コウノドリ』シリーズの坪田文が手掛けている。
松本演じる魚虎総合病院の総合診療医・徳重晃が、「問診」を通して病気を診るだけでなく、患者の心や生活背景などから「最善」を見つけ出し、生き方そのものにも手を差し伸べていくストーリー。

最終回の放送を目前に、キャスト陣が次々とオールアップ。クランクアップは魚虎総合病院の廊下にて迎えた。滝野みずき役の小芝風花は「このドラマが少しでも誰かの救いになったら――そんな思いを込めた作品に参加できたことを、心からうれしく思います」と作品への思いを語った。そして主演の松本は、最後に「総合診療医の先生方の“ドラマをきっかけに総合診療に触れ、少しでも見方が変わるような作品にしてほしい”という思いを背負い、病気と向き合うきっかけとなり、総合診療科を受診してみようと思っていただけるような作品にしたい――そう願いながら、この約4ヶ月を走り抜けてきました」と作品に込めた思いを改めて口にし、「その思いを受け取ってくださった視聴者の皆さんがいるのも、支えてくださったすべての方々のおかげです。心から感謝しています」と、撮影を締め括った。約4ヶ月にわたり、“ひとを、診る人”徳重のようにスタッフ・キャストと対話を重ね、力強く、そして優しくチームを引っ張ってきた松本に感謝のこもった拍手が送られ、笑顔あふれる温かなクランクアップとなった。

<松本潤 コメント>
ものすごく熱い現場で、各セクションの一人ひとりが「この作品を視聴者に届けたい」という強い思いを胸に臨んでいることを、日々肌で感じていました。そんな現場に自分も参加できたことを、本当に幸せに思います。
撮影が始まる前、医療監修の生坂先生をはじめ総合診療科の先生方から「このドラマをきっかけに総合診療に触れ、少しでも見方が変わるような作品にしてほしい」とお言葉をいただきました。その思いを背負い、病気と向き合うきっかけとなり、総合診療科を受診してみようと思っていただけるような作品にしたい――そう願いながら、この約4ヶ月を走り抜けてきました。
きっと種は蒔けたのではないかと思っています。その思いを受け取ってくださった視聴者の皆さんがいるのも、支えてくださったすべての方々のおかげです。心から感謝しています。約4ヶ月、本当にありがとうございました!

<小芝風花 コメント>
皆さん、本当にお疲れさまでした!笑顔の絶えない温かな現場だったからこそ、最後まで楽しく走り切ることができました。私自身、この作品で初めて「総合診療科」という存在を知りましたが、病気に悩んでいる方や、どの科にかかればいいのかわからず迷っている方にとって、このドラマが少しでも救いになったらと願っています。そんな思いを込めた作品に参加できたことを、心からうれしく思います。
最後まで支えてくださり、本当にありがとうございました!

©TBSスパークル/TBS(撮影:加藤春日)

<新田真剣佑 コメント>
皆さんが温かく迎えてくださったおかげで、毎日現場に行くのが本当に楽しみでした。4年ぶりのドラマ出演で少し不安もありましたが、「この作品で良かった」と心から思える時間を過ごすことができました。
そして今回、座長・松本潤さんの姿に強い衝撃を受けました。こういう座長になりたいと心から思わせてくれる方とご一緒できたことは、何よりの幸せです。僕もいつか松本さんのようになれるよう、これからも精進していきたいと思います。

©TBSスパークル/TBS(撮影:加藤春日)

<木村佳乃 コメント>
皆さん、本当にお世話になりました。
私は有松しおりという役が大好きで、「こんなにかっこいい人になれたらいいな」と思いながら演じていました。素敵な役をいただけたことに心から感謝しています。
実は有松の趣味は大型バイクでツーリングをすること。そういうシーンがあったらどうしよう・・・と少しドキドキしていましたが、今回は登場しませんでしたね。パート2があったら描かれることを密かに期待しています!(笑)

©TBSスパークル/TBS(撮影:加藤春日)

<田中泯 コメント>
色々なことがありましたが、本当に楽しい時間でした。自分の意見を出し、皆さんの声にも耳を傾けて――まさにこのドラマのテーマを体現しながら作り上げられた作品だと思います。そうした形で参加できたことが、何より嬉しかったです。心から感謝しています。ありがとうございました。

©TBSスパークル/TBS(撮影:加藤春日)

【第8話 あらすじ】
徳重(松本潤)の目の前で赤池(田中泯)が倒れた――。
赤池がバッド・キアリ症候群という難病を患い、心不全を起こしていることを見抜いた徳重は、魚虎総合病院に緊急搬送する。茶屋坂(ファーストサマーウイカ)のオペにより一命を取り留めたものの、抜本的治療となる肝移植を行わなければ赤池の余命は一ヶ月程であるという残酷な診断が下される。
しかし、赤池は以降の治療を拒否。そして赤池の治療を願う徳重に対し、あろうことか「これから一言も喋らない」と宣言する。
問診を武器とする総合診療医にとって、沈黙は何よりの痛手・・・。滝野(小芝風花)は赤池の本意がわからず苦悩するが、一方の徳重は冷静に動き始めていて・・・!?
「生きる意味」を問う患者に、総合診療医・徳重晃はどんな答えを出すのか――。
「人を診る医師」の物語がついに完結する!