
本イベントは、EXILE AKIRA、BALLISTIK BOYZ、PSYCHIC FEVER、IMP.、BEYOOOOONDSといった豪華アーティストが集結し、J-POPを代表するステージを披露した国際的な音楽イベント。日本からのファンはもちろん、台湾現地の音楽ファンも心待ちにしていた一夜で、@onefiveは日本代表として堂々たるパフォーマンスを披露した。
オープニングを飾ったのは『竹取物語』のかぐや姫をモチーフにした楽曲「KAGUYA」。和のテイストを取り入れたサウンドに加え、“NEO東京音頭”と題した盆踊りを想起させるダンスで、観客を一気に彼女たちの世界観へと引き込んだ。

会場の熱気をさらに高めたのは、メジャー1stアルバムのリード曲「OZGi」。日本の奥深い美しさの一つ「お辞儀」をテーマにしたパワーソングであり、@onefiveが掲げるコンセプト「Japanese Classy Crush」を象徴する1曲だ。 “お辞儀”を取り入れた独自性の高いコレオグラフも相まって、日本文化への関心が高い観客に強く響き、アリーナはさらなる盛り上がりを見せた。
次に届けられたのは、TikTokをはじめSNSで話題を呼んだ「KAWAII KAIWAI」。前2曲から一転、ボカロを思わせるサウンドとPOPな世界観、そしてメンバーのキュートなパフォーマンスで観客を魅了した。
MCではイベント当日に誕生日を迎えたGUMIのお祝いをして、パフォーマンスでの力強さとは対照的な自然体の姿を見せ、会場の空気を和ませた。

ライブ後半では最新曲「アルプス・バイブス」が披露された。中毒性のあるアフロビートと「アルプス一万尺」のメロディを繋いだ大胆な展開に、観客は手拍子と歓声で応え、会場全体が揺れた。
続く「開心列車080」では、サビに「来呀来呀(ライアーライアー)」「走吧走吧(ゾゥバーゾゥバー)」といった中国語フレーズを取り入れ、現地ファンとの一体感をさらに高めた。
ラストを飾ったのは、ライブアンセムとして定着した「SAWAGE」。台北アリーナ全体がHands Upで応え、メンバーの掛け声に合わせて大合唱が生まれた。
フィナーレにふさわしい熱狂が広がり、台北アリーナの観客の心を掴んだ忘れがたいステージとなった。

2025年上半期だけで、すでに4度のアジア圏フェスに出演した@onefive。中国語での自己紹介や観客を煽るMCも行い、国境を越えた堂々たるステージを実現した。
今回のパフォーマンスは、@onefiveが世界に向けて放つメッセージ——“Japanese Classy Crush”を体現した瞬間であり、新しい価値観を示す力強い証明となった。
今後もアジア圏での活動が予定されており、国内外での活躍が期待される@onefive。世界に羽ばたく彼女たちに注目だ。