
このドラマはあの有名週刊誌に綿密な取材をして出来上がった大崎梢による同名小説を実写ドラマ化。大手出版社・千石社の週刊誌「週刊千石」を舞台にした物語で、主人公で入社2年目の信田日向子(しのだ・ひなこ)は、最も関わりたくない週刊誌へ異動を命じられる。芸能ネタや横領、そして不審死事件など、さまざまなスクープと向き合っていく日向子。週刊誌の存在意義とは何なのかを問う、週刊誌の裏側ものぞけるリアリティー満載のお仕事奮闘ドラマ。
本作のキービジュアルが初解禁。事件班での仕事中の様子をそのまま切り取ったような姿を表現したビジュアルに仕上がった。ポーズや小物で一人一人のキャラクターの魅力や個性が際立っており、それぞれの表情にも注目だ。主人公の日向子が新人記者として迷いながらも自分なりの正義を信じ、社会に挑んでいく姿と、それを見守りながら共にスクープを求めて邁進するチームの一体感も描かれている。全員が違う方向を向いているように見えて、チーム一丸となって同じところを目指して挑む「週刊千石」事件班の勇姿に期待したい。
キービジュアル撮影時のメイキング動画と、スペシャルインタビュー動画も公開。
そして、主題歌はGLIM SPANKYが本作のために書き下ろしたオリジナル楽曲「カメラ アイロニー」に決定した。GLIM SPANKYは長野県出身の男女二人組ロックユニット。ハスキーでオンリーワンな松尾レミの歌声と、ブルージーで情感深く鳴らす亀本寛貴のギターが特徴。特に1960~70年代の音楽やファッション、アート等のカルチャーに影響を受けており、それらをルーツに持ちながら唯一無二なサウンドを鳴らしている。2007年 長野県にて結成、2010年 活動拠点を東京に移し、2014年 メジャーデビュー。2024年にデビュー10周年を迎えた。劇場版「ONE PIECE FILM GOLD」書き下ろし主題歌「怒りをくれよ」をはじめ、ドラマや映画、アニメなどの主題歌を多数手掛ける他、ももいろクローバーZや上白石萌音、DISH//、野宮真貴、バーチャルシンガーの花譜など、幅広いジャンルでアーティストへの楽曲提供も精力的に行なっている。
この歌のタイトルにある「カメラ」は常に進化していて、そのクオリティを誰もが追い求め簡単に偽造できてしまう。私たちは素敵な日常の写真を撮りたい一方で、スクープ写真は「本当」を撮らなければならない。そして、嘘を見抜かなければいけない。レンズを覗いているのは自分か、相手か?知らない誰かに心を見透かされているような感覚にもなる。この世の中で、何を信じるべきなのか?「カメラ」をキーワードにして、現代を生きる私たちの日常と葛藤を歌った楽曲となっている。
ハスキーな歌声とアップテンポで疾走感のある爽快なサウンドが、物語の熱気や盛り上がりを予感させ本作に期待が膨らむ。
<GLIM SPANKY コメント>
社会に解き放たれて、良心と戦いながら自分を信じてがんばる主人公には私たちと重なる部分がたくさんあります。それぞれの正義と正解がある中で自分をおろそかにしがちな時、「誰かに嫌われたって、自分のことを大切にして!」というメッセージを込めました。ドラマと共に楽しんでもらえたら最高です!