本作は、歴史の陰に埋もれたアメリカ統治下の沖縄の真実を描き切った真藤順丈氏の直木賞受賞作を二度の撮影延期の危機を乗り越えながら完成させた魂のプロジェクト。混沌とした時代を自由を求めて全力で駆け抜けた若者たちの姿を圧倒的熱量と壮大なスケールで描く。
この日9月19日(金)の公開に先立ち開催された映画『宝島』東京プレミア、舞台挨拶前に行われたレッドカーペットイベントには主演の妻夫木聡をはじめ、広瀬すず、窪田正孝、永山瑛太、塚本晋也、中村蒼、瀧内公美、栄莉弥、尚玄、木幡竜、奥野瑛太、村田秀亮(とろサーモン)、デリック・ドーバー、監督の大友啓史が集結した。

本作へのたぎる想いを胸に、“宝島宣伝アンバサダー”として全国行脚、6月から2か月間に及ぶ全国キャラバンで20エリアを超える訪問を達成したという妻夫木は「この映画は命をつないでいく物語です。想いというものはどんどん繋がっていきます。この熱い想いを胸に、僕たちが一生懸命作りました。その想いがより多くの方に届けられるよう初日までまだまだ宣伝も頑張っていければいいなと思っております。そして9月19日皆さん楽しみにしていてください、この映画の力というものを感じてほしいです!」と熱く呼びかけた。

共演の広瀬は「沖縄という場所ととても愛情と情熱を持って皆さんと向き合った時間は貴重な刺激のある時間を過ごさせていただきました。そんな姿を大きなスクリーンで1人でも多くの方に届いたらいいなと思っております。まず今日初めて観ていただける機会があるのですごく楽しみにしております」と本作に期待を込め笑顔をみせた。
フォトセッション後には、キャスト陣がファンと交流するなどイベントを大いに盛り上げていた。