約5年ぶりとなるセカンド写真集を自身の誕生日に発売。安田が次なる拠点として夢見る、アメリカ西海岸・ロサンゼルスで暮らすように旅する姿を撮り下ろした。自然に身を委ね、ギターをかき鳴らし、絵を描き、仲間たちと飲み明かす、そんな、自由に、ありのままに楽しむ彼の等身大の姿を収めた一冊となっている。

会見当日が41歳の誕生日の安田。「昨日、父親と母親に電話をして『十月十日間、大切に守ってくれてありがとうございました』と伝えて、今日も『誕生日迎えられたよ』って電話をしました」と両親とのやり取りを明かし、そんな両親からの写真集の反応を聞かれると、「親には『写真集出すんやね』って言われたので、親には自分で楽天で予約して送りました」と自ら購入。しかし、「『今日届くのかどうなの?』って聞かれたので、『分からない』って伝えたら、『そしたら自分で買いに行ったのに』って言われました」と、微笑ましいエピソードを披露。
会見では写真集の制作スタッフ一同から青を基調とした花束も贈られ、嬉しそうにする一幕も。

完成した写真集をSUPER EIGHTのメンバーは読んだのかを問われ、「見てないと思いますよ。わざわざ『写真集できたで〜!』って渡しには行ってないです」としながら「でも、写真集を撮ったとか、LAに行ったんだとかは知っていました。さっき横山(裕)くんと一緒だったんですけど、『この後何なん?』って聞かれたので、『会見してきます』って言ったら『えぇ〜!?』って。一応渡しましょうかね?渡してみます」と笑顔で答えていた。
また、事務所のタレント内で写真集を見せたい相手に選んだのもメンバーで、「メンバーに支えられてここに来られて、苦しい時も楽しい時も、辛い時も、泣いた時も、たまに怒った時も全部一緒に乗り越えてきたので、今の自分を知ってもらいたいという意味ではメンバーですね」と微笑んでいた。

SUPER EIGHTとしては初の武道館公演が11月に開催を予定されているが、「今までメンバー皆で音楽を奏でてきたからこそ、メンバーのグルーヴがあると思うので、日の丸を背負ってたてることの喜びは皆で実感し合っています。今、皆でセットリストをどうするかでワクワクしています」と意気込んだ。

写真集の出来栄えについては「100点超えてるんじゃないですかね?」と自信をのぞかせ、「理由としましては、僕自身が何も無理していませんし、飾ってもないですし、撮られたくないものがゼロで、どの状態を狙われてもいい状態で撮ってもらったので、そこがすごく秀逸な写真集に出来上がったんだなという実感はあります。100点超えたなという感じです!」と力強く語る。

さらに、写真集の見どころを「飾らないとか、ありのままというのがどれだけ難しいか、生きていると実感している方が多いと思うんですけど、それをこの本を手に取ってもらった瞬間、ここまで無防備になっても良いんだという気づきみたいなものが伝われば良いなとは思います。それが僕が病気を克服し、葛藤の中歩んでいる、皆さんに届けられる正直な思いです」と呼びかけた。