
本作が本格演技初挑戦で、杉下京太郎を演じたJUNONが所属する7人組ダンス&ボーカルグループBE:FIRSTが、本作の主題歌アーティストに決定した。BE:FIRSTは、2021年にSKY-HI主催の発掘オーディション「THE FIRST」から誕生。プレデビュー曲「Shining One」を配信すると、国内の音楽チャートを席巻し、その3カ月後にリリースしたデビューシングル「Gifted.」は、米ビルボード「Hot Trending Songs」の24時間チャートで世界第一位を獲得。その他配信ランキングでも軒並み一位を獲得し、40冠という偉業を成し遂げた。また、2022年に「NHK紅白歌合戦」に初出場を果たすと、2023年にはヨーロッパ最大級の音楽授賞式「2023 MTV EMA」で日本人アーティストでは初となる「ベスト・アジア・アクト章」を受賞。4枚目のシングル「Mainstream」は各種音楽チャートで116冠を獲得し、グループを代表する一曲となった。2024年にはデビューから2年4ヶ月という異例のスピードで東京ドームでの2DAYS公演を実現。それぞれが歌・ダンス・ラップに高いスキルとポテンシャルを持ちながら、作詞・作曲、振り付けなどにも携わる、日本を代表する超実力派アーティストとして名を馳せている。
主題歌は、自らもアーティストとして活動しながら、BE:FIRSTを生み出したプロデューサーでもあるSKY-HIと、藤井風や米津玄師をはじめとする数々の名だたるアーティストたちのプロデュースや楽曲提供を務める、音楽プロデューサーYaffleによる共同プロデュースで、本作のために書き下ろされた楽曲「Stay Strong」。「映画のエンドロールを飾る最後の音楽まで作品に寄り添ったものを作りたい」という想いのもと、本作の劇中音楽を担当するYaffleとSKY-HIが初コラボレーション。両者が作品から受けたインスピレーションを基にセッションを重ねて作り上げ、重低音のサウンドとラップを軸にしたメロディが印象的な、まさに映画『ウィンドブレイカー』のための一曲に仕上がった。また、JUNONも作詞に参加。「勝ちか負けだけが正義なんじゃない」「その先に 強さがある 守るものを見失うな」「自分を曲げるな 目を逸らすな」という作品のストーリーやメッセージを取り入れた力強い歌詞は、出演者として参加したJUNONだからこその言葉の重みを感じられ、説得力が増す。楽曲について、BE:FIRSTのJUNONは「初めて自分が出演する作品に、グループとしても携わることができてとても光栄です。さらに作詞にも携わらせていただいたのですが、自分が思う「WIND BREAKER」のイメージや主人公桜の心情などを散りばめておりますので、注目していただけたら嬉しいです。」とコメントを寄せている。
“風”を効果的に映像演出へと取り入れた疾走感溢れる“ウィンドアクション”と、孤独に生きてきた主人公・桜が初めて仲間という存在を受け入れていく、心境の変化が描かれたエモいストーリー展開が濃縮された本予告映像も到着した。
ケンカしか取り柄がなく、その外見からひとりで生きてきた桜(水上恒司)は、風鈴高校のてっぺんを取るために街にやってきた。転入早々校内の生徒全員を敵対視し、誰かれ構わずケンカを吹っ掛ける桜だったが、不良軍団であるはずの“防風鈴”が街を守る存在へ変貌を遂げていたことを知る。「ひとりでてっぺんを取る」「仲間なんて邪魔なだけだ」と己を貫く桜は、桜に寄り添おうと声をかけ続ける情報収集が趣味の楡井(木戸大聖)や、“防風鈴”の総代・梅宮(上杉柊平)をはじめ、クールさとミステリアスな雰囲気を持つ蘇枋(綱啓永)、梅宮に忠誠を尽くす荒くれ者の杉下(JUNON)、梅宮を支える責任感溢れる武闘派の柊(中沢元紀)ら個性的な面々と出会う。桜が“防風鈴”のメンバーとぶつかり合ってばかりいた中で、頭取・兎耳山(山下幸輝)と副頭取・十亀条(濱尾ノリタカ)を筆頭とした最凶集団“獅子頭連”は防風鈴を標的として暗躍していた。彼らは、防風鈴の守る街へ乗り込み、桜を最も慕っていた楡井に大けがを負わせる。桜自身も大きなダメージを受けるが、その心にはある変化が生まれてゆく…!
映像では、沖縄の街に組まれたオープンセットというスケール感溢れるロケーションのもとで、俳優陣がダイナミック、かつ疾走感のあるアクションを繰り広げている。そして、それぞれのキャラクターの心境が現れたセリフと共に、桜と仲間たちの距離が縮まっていく様子が映ったカットがエモーショナルに展開される。守るべきものに出会った桜が言い放った「この街に手出すんじゃねぇよ!」というセリフは見る者の心を震わせ、BE:FIRSTによる主題歌「Stay Strong」が守るために拳を握るアツい男たちの想いをよりダイレクトに表現。そしてなんと、この映像のナレーションは、アニメ版で桜の声優を務める内田雄馬が担当!桜の心情により寄り添い、息吹を吹き込む!ますます本編が楽しみになる映像となった。

併せて解禁となったポスタービジュアルは、これまでのビジュアル同様にグラフィティ調でデザインされ、スタイリッシュに洗練されている。大きく掲げられたコピーは“仲間と共に。守り抜く―”。守るために闘う正義の不良軍団“防風鈴”の存在理由を、ストレートに表現している!獅子頭連の大軍勢が押し寄せる姿も描かれており、待ち受ける壮絶な闘いを想起させる!




