©2025 「兄を持ち運べるサイズに」製作委員会

原作は、作家・村井理子氏の実体験を綴ったノンフィクションエッセイ「兄の終い」。実の兄の死をきっかけに、妹・理子がもう一度“家族”を想いなおすてんてこまいな4日間を描いた物語。幼い頃からマイペースで自分勝手な兄に振り回されてきた妹・村井理子を柴咲コウ、ダメ兄をオダギリジョー、兄の元嫁・加奈子を満島ひかりが演じる。

今回解禁された写真では、夫と2人の息子と暮らし、翻訳家・エッセイストとしても活動する理子(柴咲コウ)の笑顔のショットや、“ダメ兄”らしくどこか抜けているけど、憎めない雰囲気をまとった兄(オダギリジョー)の姿、兄とは数年前に離婚し、シングルマザーとして娘・満里奈を育てる加奈子(満島ひかり)の揺るぎない強さを感じさせる姿などが収められている。さらに、兄が亡くなる直前まで一緒に暮らしていた兄と加奈子の息子・良一(味元耀大)と理子が堤防で会話を交わすシーンや、理子と加奈子、そして兄と加奈子の娘・満里奈(青山姫乃)の3人で兄が生前暮らしていた家を訪ねる場面、ギターを背負って自転車で駆けていく兄の後姿なども解禁され、この作品ならではの温かくも切ない瞬間が映し出されている。

©2025 「兄を持ち運べるサイズに」製作委員会

また、ガラ・セレクション部門に公式出品が決定している第38回東京国際映画祭の開幕式のレッドカーペットセレモニーに、柴咲コウ・満島ひかり・中野監督が参加することが決定した。