「Coca-Cola X Fes 2025」のテーマは、「あなたとつくるフェス」。タイトルの「X(クロス)」には、来場者とアーティスト、そしてフェスで楽しめる多彩な体験が交じりあい、新たな特別な瞬間が生まれる、という想いが込められている。当日の会場では、豪華アーティストたちによる圧巻ライブパフォーマンスの他、ファッション、フード、ゲームなど、来場者が「夢中全開。」になるさまざまなブースコンテンツが展開。「Coca-Cola X Fes 2025」でしか味わえない特別な体験に会場全体が熱狂に包まれた。

<初日10月11日(土)ライブレポート>

登場VTRが流れる中、シルエットが会場に映し出されると大歓声が上がり、日本のライブで初披露となった最新曲「GALA」のイントロが流れるとともに「コカ・コーラ」をイメージさせる赤の衣装に身を包んだXGが登場。パフォーマンスが始まると、7人の妖艶なダンスと細部まで息ピッタリのフォーメーションダンスが美しい「TGIF」「SOMETHING AIN’T RIGHT」を披露。MCでは、「私たちはライブの後に「コカ・コーラ」を飲むご褒美タイムがあります!」、「JURINさんは練習生時代から毎日「コカ・コーラ」を飲んでいました!」など、XGの「コカ・コーラ」エピソードを明かし、「今日は「コカ・コーラ」をたくさん飲んで、汗をかいて盛り上がりましょう!」とさらに会場を盛り上げる。緑色のレーザーと炎の特効演出が印象的な「UNDEFEATED」では、ダンスブレイクが初披露され、力強いヒップホップダンスで会場のボルテージは最高潮に。ライブ中、CHISAさんが「コカ!」と呼び掛けると、会場からは大きな声で「コーラ!」というレスポンスが。終盤には、「コカ・コーラ」のCMソングにも採用された「MILLION PLACES」を披露し、ラスト曲「SHOOTING STAR」では、イントロから一際大きな歓声が上がった。パフォーマンスが終わり、XGがステージを降りた後も、客席は衝撃が冷めやらぬ様子で、なかなかざわつきが止まることがなかった。

初日の大トリを務めたCreepy Nutsは全12曲を披露。オーディエンスの手拍子で会場が揺れる中、「まだ元気残ってるか埼玉―!」と叫び、R-指定のお子様と地元・大阪の神様を重ね合わせた楽曲「ビリケン」からスタート。夜をモチーフに描いた「よふかしのうた」「堕天」では、「夜ふかしして盛り上がれるヤツ、手上げてみろ!」と煽り、「出向いたさいたまスーパーアリーナ!」とアドリブで歌詞をアレンジし、会場全体が大きく沸く。MCでは、「XG終わったのに残ってくれてありがとう」と会場を盛り上げ、欲望をテーマに描かれた楽曲「ちゅだい」など、今年リリースされたアルバムの楽曲を圧倒的なラップスキルと声量で次々と披露。続いて、常人離れの高難易度DJルーティンを披露するDJ松永のプレイに会場の雰囲気は最高潮に達し、その勢いのまま世界的大ヒット曲「Bling-Bang-Bang-Born」が披露され、今日一番の盛り上がりを見せた。R-指定の「今日とんでもなく盛り上がった。けどな、明日もあんねん、まだX Fesは折り返し地点やねん。まだ“のびしろ”があるってことです」というMCとともに最後の曲は人気曲「のびしろ」。会場全体で「のびしろしかないわ!」と合唱し、明日への期待感が会場に充満する中、初日は終幕を迎えた。

色とりどりのペンライトが会場を彩る中、ストリートライクな衣装に身を包んだ&TEAMメンバーが登場。イントロが鳴り響き、Kが「Make some noise~!」と会場を煽り、炎の特効演出とともに客席は熱を帯びる。「FIREWORK」、自身初のミリオン認定を達成した3rd SINGLEのタイトル曲「Go in Blind (月狼)」、「Run Wild」のオリジナルメドレーから始まり、1曲目から会場の盛り上がりは最高潮に。NICHOLASのラップが印象的な「Scent of you」、スタンドマイクを活かしたパフォーマンスが魅力的な「オオカミ系男子」など全6曲を披露。MCパートでは「キンキンに冷えた“アレ”が飲みたい」と話しながら、メンバーが「コカ・コーラ」ボトルを持つと、「コチるダンス」が特徴的なオリジナル楽曲「放課後宇宙」をサプライズ披露。会場も一体となって「コチるダンス」を踊り、リーダー・EJは「みなさんとコチコチできてとても嬉しかったです!」と喜びの気持ちを話していました。最後の「Feel the Pulse」では、ステージ全体で会場を盛り上げ、MAKIが「バイバイ!」と挨拶し、ステージを後にした。
終了後、NICHOLAS、MAKIは会場内で収録中の「X Fes Radio」にも電話出演し、「会場の熱気が凄すぎて、最高のパフォーマンスができました!」とライブ直後の感想を話すなど、最後まで会場を盛り上げていた。

背中の装飾が特徴的な衣装で登場し、「anoで~す!楽しんでいこう!よろしゅう!」「今日この時間は自由なので、楽しんで帰っていってね!」と序盤から「anoワールド」全開。一度聴いたら頭から離れなくなる大ヒット曲「ちゅ、多様性。」でスタート。会場はどんどんano色に染まり、指揮者のような振り付けに合わせて会場が青いペンライトを振り一体感に包まれた「スマイルあげない」、メタル調のギターサウンドにanoのプリティボイスとシャウトの振り幅が衝撃的な「Bubble Me Face」を次々と披露。MCでは「コチコチコチコチ♪ご馳走だ♪」という、anoが出演した「コカ・コーラ」のCMの一節を再現。「普変」「KILL LOVE」ではギター演奏を披露。「ぼく、こんなペンライトの灯りの中で演奏するの久々。え、みんな支給されたの?違う?聞こえないけど、とにかく楽しいです!」と話すシーンも。「骨バキ☆ゆうぐれダイアリー」ではイントロからアウトロまで力強いデスボイスを響かせ、会場のボルテージも最高潮に。ラストの「絶絶絶絶対聖域」では、ステージ上を練り歩きながらひとりで歌唱。anoは最後に「ありがとうございましたー!」とロングトーンで絶叫し、「最後まで楽しんでいってね!バイバ~イ!」と軽やかにステージを後にした。