
この日のイベントは作品の世界観を背景に長尾と山田が演じた高校生を中心とした10代のティーンたちが会場に集結。イベント内では『お悩み相談会』と題して10代若者のリアルな悩みに長尾と山田が回答した。
相談にのる前からずっとそわそわしてる長尾は「僕、相談のることなくて、めっちゃドキドキしてたんです。大丈夫かなみたいな。今もちょっとドキドキしてます。相談することもないし、こんな感じなんで相談されることもない。相談ってものと平行線で生きてきたんで今日初めて交わりました」と緊張した面持ちをみせる。
そんな長尾だったが「学校もバイト先も同じな学年が一つ上の先輩がいてバイトの帰りは一緒に帰っていて少し気になっています。突然“さん”呼びから下の名前“ちゃん”呼びになっていてドキッとしました。これは脈ありですか?」という相談に対しては読みながら、ピュアな恋愛相談にキュンキュンした様子をみせ「一緒に帰ってんの!?好きやん!」とハイテンションで「めっちゃおもろいっすねこの企画!みんなこんなの持ってるんだ!」と大興奮。続けて「気になってないと一緒に帰んないんじゃないですか。学校もバイト先も同じなんですよね。なんかドキドキしますね」とトキメキが止まらない様子。山田が「私は脈ありに一票を投じたい」と挙手すると、長尾は「この情報だけだったらわかんないな~」と困惑しつつも「でも、さん付けからちゃん呼びに変えるタイミングって何かしらあるんじゃないですか」と恋心に間違いないと語る。さらに相談者に対して「脈ありと思って行くより脈無しなのかなぐらいの方が気持ちが楽じゃないですか。だって脈があると思ったのになかったら『え、ないんかい!』ってなるじゃないですか?脈ありってなると待っちゃうじゃないですか、ならもうどんどんガツガツ伝えていった方が後悔しない気がする。だって1つ先輩だし、自分より先に卒業しちゃうし、誰かに取られる可能性もあるってなったら伝えた方がいいんじゃない」と自論を展開し、「気になってますって伝えたらいいんじゃないですか」と提案すると、山田も「気になってますってめっちゃ可愛いかもしれない」と賛成。MCが「気になってます。なんて呼んだらいいですか?って聞くのは」と提案に付け加えると長尾と山田は「良い案!」と声を揃えてにっこり。この相談者の続報が気になる山田は「フォーム作ってもらいます」と相談窓口開設に意欲をみせ、終始興奮気味に回答していた長尾は「みんな色々悩み抱えてんだな~」と感慨深そうにしていた。
本作は、斜線堂有紀による同名小説を廣木隆一監督のメガホンで実写映画化。内気な男子高校生・宮嶺望を長尾謙杜、クラスの人気者・寄河景を山田杏奈が演じる。ふたりによる不器用で一途な初恋を軸に、同級生の不審死や恋人への恐ろしい疑惑が入り混じる“この秋、最もピュアで刺激的なラブストーリー”を描く。