
この日のイベントは作品の世界観を背景に長尾と山田が演じた高校生を中心とした10代のティーンたちが会場に集結。イベント内では『お悩み相談会』と題して10代若者のリアルな悩みに長尾と山田が回答した。
長尾から「上京したばかりで大学に知り合いがあまりいなくて男の子ともなかなか話す機会がありません涙(絵文字)。会話のキャッチボールが難しくて沈黙になっちゃうことも多いです大泣き(絵文字)。初対面でも話が弾みやすいおすすめの話題があったら教えていただきたいですキラキラ(絵文字)」と絵文字も音読しながら悩みが読まれると、山田は「私つい最近すごいなって思った人がいた」と現場でのエピソードを披露。「すごく人数がたくさんいて何から話せばいまいちよくわからない感じだったんですけど、急に『山田さん!なぞなぞ出していいですか?』って言われて『どうぞ』って言ってなぞなぞを出してくれたんです。すごいいいなってコミュニケーション能力高って最近思った」と告白。なぞなぞのレベルは難しいそうで長尾は「めっちゃおもろいやん!簡単じゃないんや」と興味津々な様子、山田はその難易度にも意味があるとし「ちょっとヒントもらえませんか?みたいな話をそこそこの長尺でしてたので私もその技使いたいって思った」と話すと、長尾は「でも大学で初対面でいきなりクイズ出されたらQuizKnock?って言っちゃう」とツッコみ会場は笑いに包まれた。
同じ質問に対して長尾は「趣味とか聞くのはあるあるだけどいいんじゃないかな」と提案し、「ある程度知識で話せたりするじゃないですかその分野で。全然違う趣味だったら気になるしそこから色々話してったりとかできるから趣味聞くのもいいかなと。あと、最初名前だけだとわかんないから、どうやって(漢字)書くの?とかやったり」と自論を展開。さらにMCから『話を繋ぐコツ』を聞かれた長尾は「興味を持つことなのかなって思います。興味あったらどんどん話題が出てくる気がするからラフな感じで話してったらいいんじゃないかなって思います」とアドバイスを送った。
最後に10代からの様々な相談に終始楽しそうに回答していた山田は「すっごい楽しかったです!」と力を込めつつ「皆さんの今考えてることとか悩みとかちょっとだけ触れられた近づけた気がしてすごく嬉しいです。そんな皆さんに届くような映画になっていたらいいな、そういう映画にしたいなと思いながら作ったので、ぜひ恋に至る病楽しんでいただけたら嬉しいです」と笑顔で呼びかけていた。
本作は、斜線堂有紀による同名小説を廣木隆一監督のメガホンで実写映画化。内気な男子高校生・宮嶺望を長尾謙杜、クラスの人気者・寄河景を山田杏奈が演じる。ふたりによる不器用で一途な初恋を軸に、同級生の不審死や恋人への恐ろしい疑惑が入り混じる“この秋、最もピュアで刺激的なラブストーリー”を描く。