
公開から2週間経ったいまの反響を聞かれた宮館は「ファンの皆様からの声だったりとかちゃんと届いてはいます。あとは周りのスタッフさんとかも見ていただいてて、後日会った時に『1個質問したいことがあるんですけど』って逆Q&Aみたいな。どういう心境で撮られてたんですかとか聞かれたり周りの方はたくさん見に行ってくださいましたね」と声をかけられることに喜びを見せた。
また10月10日から台湾にて開催中の第25回高雄国際映画祭に参加した水上は現地での反響について「舘さんのファンの方もいた」と現地のファンを振り返り、「舘さんの話をするとすっごい揺れる女の子3人組がいた」と特徴を詳細に説明すると、宮館は「揺れる!?揺れで愛情を表現するんですか!?」と驚きの表情を浮かべていた。
そんなキャスト陣のトークでイベントが盛り上がる中、突如MCのマイクに不具合が発生。MCの困ってる姿を見た宮館はすぐに自身のマイクと交換する紳士な対応をみせると、会場からは「優しい」の声が。すると客電が消灯しキャスト陣にスポットライトが当たる、さらに客席にもスポットライトが当たるとそこには劇中でキーパーソンとなる貞市(小野塚勇人)が軍服姿でまさかの登場。思わぬ展開に驚く中、暗転から客電がつくと観客がヒクイドリのお面を装着しているという異様な光景にさらに驚きをみせるキャスト陣。背筋も凍る“怪異”サプライズの中、ひとり宮舘は「おれマイク貸したの恥ずかしかった」と不具合が演出だったことに赤面していた。
本作は原浩による『第40回横溝正史ミステリ&ホラー大賞』大賞・受賞作『火喰鳥を、喰う』を実写映画化。物語は、信州で暮らす久喜雄司(水上)と夕里子(山下)の元に戦死した先祖の久喜貞市の日記が届くところから始まる。日記の最後のページに綴られていたのは「ヒクイドリ、クイタイ」の文字。その日以来、幸せな夫婦の周辺で不可解な出来事が起こり始める。超常現象専門家・北斗総一郎(宮舘)を加え真相を探るが、その先に現れたのは驚愕の世界だった。