公開後の反響を聞かれた山下は「ちょうど1週間前に親知らずを同時に4本抜歯したんですよ。ちょうど映画公開してすぐ抜いたのでお仕事をちょっとお休みいただいてた」と突然の告白に、水上と宮館は「同時すぎじゃない?」とツッコみ。想像以上の反応に笑いながら山下は「5日間ぐらい本当にやることがなかったのでずっとベットの中でエゴサしてました。映画のハッシュタグでたくさんの方がこの映画の感想つぶやいてくださっていたり、本当にいろんなレビューサイトを覗いたりとかたくさん反響を知ることができてすごく嬉しかったですし、ファンの方とかが1回だけじゃその内容を把握しきれないので2回3回見に行ったら新たな発見があったとか、あとコメンタリー上映を改めて見に行きましたって方もたくさんいらっしゃってすごい嬉しかったです」と大きな反響に喜びをみせた。

10月10日(金)より出演者によるネタバレ&裏話が聴けるコメンタリー副音声付き上映がされている本作、その撮影について山下は「おふたり(水上、宮館)がしゃべくり007さんの収録の後に来た」と言及。水上が「僕らがあなたをはぶいてるとかじゃない」と説明するも、山下は「でも、しゃべくり007さんで親からの暴露とかですごい疲れてて」とぶっちゃけ。反論するように水上は「舘パパってなんなんですか?」と収録を振り返ると場内からは笑いと拍手が、続けて「僕らすごく疲れてて何を話したか覚えてないってのが現実」と告白。すると先ほどまで文句を言っていた山下は「温まった状態で喋れました。このシーンでアドリブだったよねとか生きるか死ぬかの話とか鳥好きとか(笑)」と突然上機嫌な姿に、宮館は「5日間仕事休んだみたいな感じだよな」とぽつり。水上も「歯が足りないからバランスがあれなんじゃない」とツッコむと、山下は「ひどい!歯は足りてるから!バランスよく抜いたんだよ」とテンポの良いやりとりに会場は笑いに包まれていた。

本作は原浩による『第40回横溝正史ミステリ&ホラー大賞』大賞・受賞作『火喰鳥を、喰う』を実写映画化。物語は、信州で暮らす久喜雄司(水上)と夕里子(山下)の元に戦死した先祖の久喜貞市の日記が届くところから始まる。日記の最後のページに綴られていたのは「ヒクイドリ、クイタイ」の文字。その日以来、幸せな夫婦の周辺で不可解な出来事が起こり始める。超常現象専門家・北斗総一郎(宮舘)を加え真相を探るが、その先に現れたのは驚愕の世界だった。