
今週24日(金)に全国公開を迎える映画『恋に至る病』より、W主演を務める長尾謙杜と山田杏奈によるSpecial 2shot Interviewを解禁!10月7日に行われた完成披露試写会や、10月14日に開催されたティーン限定お悩み相談会、YouTubeで公開中の公開記念特番などですでに息ぴったりのトークを披露しているふたり。そんなふたりの特別な対談が実現した。
本作では、内気な男子高校生・宮嶺(長尾)と、学校中の人気者・景(山田)という正反対のキャラクターを演じているふたり。映画『HOMESTAY』以来、約3年ぶりの共演となった今回の撮影を振り返りながら、互いの印象や現場での裏話、高校時代の思い出などを語り合う内容となっている。
インタビューは<3年ぶりの共演で感じたお互いの変化>からスタート。長尾は「僕は当時未成年で、19歳とかだったんですけど、その時(山田さんは)21歳とかで。どちらかというと“アネキ”って感じで。今回会ってみると、ちゃんと“お姉さん”になっていて、成長されているんだなと感じました。僕が2年後にこれくらい大人の落ち着きや余裕を持っているかというと、ちょっとやばいなぁと感じる部分があるので、すごい落ち着いていて冷静だなと感じます」と山田の大人な印象について語る。山田は「前回の時より地に足がついている感じがする」とお姉さんらしいコメントを返し、「すごく陽気で楽しい瞬間も目にしていたけど、きちんと押さえるべきところは押さえている。すごく周りを見ていて頼りがいがある。2回ご一緒しているということもありますが、いい意味ですごくフラットな関係性でやれているのは長尾くんのおかげかなと思います」と語り、信頼関係の深さがうかがえる。
<撮影現場での印象的なエピソード>では、景が乗るモノレールを宮嶺が自転車で必死に追いかけるシーンについて、本編映像を交えてトークを展開。山田が「すごく暑い日だったのに何回も漕いでいて、涼しい電車にいる私は申し訳なかったなという記憶があります。大変だったでしょ?」と問いかけると、長尾は「超大変。途中、漕ぎすぎて漕ぎ方が分からなくなるくらい」と撮影当時を振り返る。大変な撮影だったが、カットがかかった後、モノレールと自転車の長尾が並走する瞬間があり、山田が手を振ると長尾も振り返してくれたという、微笑ましいエピソードも披露。さらに、廣木監督と現場でセリフを付け足した場面では、「監督が付け足した『頑張れ』と小さく言うセリフは、私も“頑張れ~”って思ってました」と、芝居としても山田自身としても心から出た言葉であったと明かした。
<高校時代の思い出>の話題では、山田が「女子高でいいタフさが身についた」と語る一方で、長尾は「お昼ご飯を楽しみにしていて、早弁していた」と明かす。当時は学校内のコンビニによく行っていたそうで、「学校内のコンビニのお菓子のパッケージに(なにわ男子のメンバー)7人が写っていて、『俺いる!俺いる!みんな買って!』って、コンビニの売り上げに貢献してました」と、明るく無邪気なエピソードを披露している。
映像の中では、真摯に作品と向き合う一方で、思わず笑い合う場面も見られ、長尾と山田の息の合ったやりとりから信頼関係の深さが伝わってくる。映画の中で描かれる“純愛か、洗脳か―”という二面性とは対照的に、互いを尊敬し合う穏やかな空気が流れ、作品を支えた絆を感じさせる心温まるインタビュー映像となっている。