
TikTokで話題を呼び、「令和イチ泣ける」と話題の芥川なお原作のベストセラー純愛小説を、脚本界のレジェンド、岡田惠和と、若手実力派監督として注目を集める酒井麻衣が、世代を跨いだ新鮮なタッグで実写化する映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』。
主演の當真あみほか、齋藤潤、杉野遥亮、中条あやみ、田中麗奈、ユースケ・サンタマリア、そして池端杏慈、黒崎煌代、吉澤要人、伊藤健太郎、泉澤祐希、池津祥子、橋本じゅんらを迎えた。
本作が長編映画初主演となり、主人公の萌を演じた當真は「初日を迎えられて、とても嬉しい気持ちでいっぱいです」と挨拶し、「撮影から1年経って、色んな取材をさせていただいたりして、だんだん公開が迫っているなという気持ちでワクワクしていたんですけど、昨日の夜は緊張しすぎて眠れなくて。でも、見に来てくださった皆様を前にして、嬉しい気持ちが一気に跳ね上がって、幸せな気持ちでいっぱいです」と笑顔を見せる。
そんな當真演じる萌と恋人関係になる佐藤日向を演じた齋藤は「原作を読んだ時からこの作品が大好きだったので、日向くんの成長を演じさせていただけるのがとにかく幸せでした」と話し、「あみちゃんや監督をはじめ、キャスト・スタッフの皆さんに現場で支えていただいたおかげで、日向くんとして毎日立てていたんだなと感じているので、とにかく幸せでした」と撮影の日々を振り返った。
萌と日向を支える存在でもあった麗を演じていた池端は「2人とも本当に優しくて、一緒に現場にいると心強くて。同年代でもあるので、本当のクラスメイトのように一緒に楽しく撮影できたかなと思います」とコメント。現場でどんな話をしていたか聞かれ、「好きな色とか…?」と當真と顔を見合わせる場面があり、そんな初々しい答えに、「可愛い…!」と声が漏れる中条の姿があった。
舞台挨拶では、公開を記念しくす玉割りが行われ、代表して當真と齋藤が紐を引くことになったのだが、不安げな様子だったため一度練習が行われる場面も。當真と齋藤の「映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』」の掛け声の後、「公開おめでとう〜!」と客席から声が上がり、無事くす玉を割ることができた。
最後に代表して當真が「この作品は初恋に友情に家族の愛と、色んな形の愛が詰め込まれた作品です。そしてこの作品は、今舞台上に立っている役者の皆さん、この作品づくりに携わってくださったスタッフの皆さんの愛もこもっている作品なので、温かさに溢れていて、心が癒される作品になっていると思います」とメッセージを送った。