本作は、斜線堂有紀による同名小説を廣木隆一監督のメガホンで実写映画化。内気な男子高校生・宮嶺望を長尾謙杜、クラスの人気者・寄河景を山田杏奈が演じる。ふたりによる不器用で一途な初恋を軸に、同級生の不審死や恋人への恐ろしい疑惑が入り混じる“この秋、最もピュアで刺激的なラブストーリー”が描かれる。

ついに公開初日を迎えたいまの感想を聞かれた長尾は「初日を無事に迎えることができて本当に嬉しく思います。こうやって会場にもたくさんの方々が集まってくれて、全国の方も映画館に来てくれてこんなにも待ってくれてたんだってすごい嬉しく思います。これから皆さんの反応であったり感想を楽しみにしてるので、ぜひたくさん教えてください」と全国のファンに呼びかけ、山田は「今日からいよいよ公開ということで、本当に夏の暑い中をみんなで作り上げた作品が世に出ていくと思うととても楽しみです。見てくださった皆様の中からどういう感想が生まれてくるかなとすごく楽しみでワクワクしてます」と喜びを口にした。
ここで本作のコピーである『純愛』か『洗脳』かどうかを鑑賞後の観客に拍手で感想を聞くことに、どちらか選べないほど半々な反応に長尾は「見てくださる方によって意見がこんなにも違うんだっていうのはすごい嬉しいことですし、興味深いですね。皆さん1人ずつどう思ったか聞いてみたいぐらいです」と感想に興味津々な様子をみせ、山田は「洗脳の方が若干多かったかな」と分析しつつ「ライブビューイングの方も同じ意見なのかな。確かにほんとに見てくださる方によって色々捉え方があるんだなと思いました」と真剣に頷いていた。

そんな本作の反響について聞かれた長尾は「友達とかからは見に行くよって送ってくれた」とにっこり、またなにわ男子のYouTube企画としてメンバーで鑑賞したそうで「メンバーも(純愛か洗脳)どっちなんだろうみたいな反応とかしてくれてすごい嬉しかったですね。僕が出てる映画をこうやって一緒に見るってのは初めてだったので嬉しかったんですけど、ちょっと緊張して恥ずかしさもありました」と照れた様子で話し、「みんな『うおおお』って噛みしめてくれてるとような感じがしましたね」と振り返った。
最後にマイクを握った長尾は「先ほど洗脳か純愛なのかってお話をさせていただきましたけど、皆さんが思うピュアというものとまたこの映画のピュアっていうものは変わってるかもしんない中で、その発見というか驚きというものがこの映画にはたくさん詰め込まれてるなと思います。この映画もそうですし、これから僕たちもより皆さんに刺激になってよりピュアで居続けたいなと思いますので、この映画もそして僕たちも引き続きよろしくお願いします」とファンに向けてメッセージを送った。