
初日より全国227館にて公開スタート後からSNSでの反響も大きく絶賛の声が続出、作中で描かれる恋模様が純愛だったのか洗脳だったのか観る人によって受け取り方が変わる本作に感想コメントが溢れている。
この日はそんな本作の大ヒットを記念して開催されたイベントで公開後の反響を聞かれた長尾は「また皆さんにお会いできる機会があってすごい嬉しいなと思います。公開から1週間半ほど経ちますけれども皆さん楽しんでもらえてるようですごく嬉しい」と挨拶、先日まで行っていたツアーでも反響はあったようで「ファンの皆さんがうちわで教えてくれたりとかしましたね。たまにちっさすぎるやつは読めなかったりするんですけど(笑)みんな感想書いてくれてすごい嬉しいですね」と笑顔をみせた。

この日のイベントでは本作の宣伝コピー『この恋は、純愛か洗脳か――』にちなんで“究極の2択”に回答する場面も。
人生のターニングポイントについて聞かれた長尾は「お芝居のことに関してだと前回(山田と)共演させていただいた作品の時に出会わせていただいたスタッフさんとは今でも仲良くさせていただいてて、お芝居に対してもすごい楽しいなってより思うようになったタイミングだったので、初めて共演した作品は僕の中で大きなターニングポイントになってる」としみじみ、横でうんうんと頷いていた山田は「私も同じ作品だったので温かい方たちだし、今回の現場に遊びに来てくれて長尾くんのことを見守ってるって感じがすごく伝わった」と感慨深そうに話していた。
さらに“好きなものは最初に食べるか最後に食べるか”という究極の2択が質問されると、長尾は「うわ~」と声をあげるも「僕絶対最後です。最後に食べてその味のまま帰りたい。幸せな気持ちで帰りたいですね」と味の余韻を楽しむことを明かす。続けて「1口目の方が自分の好きなものを食べたらより美味しく感じんのかなと思いながらも最後なんですよね~」と自論を展開すると、MCから「あるあると思ってたら取られちゃったりしないですか?」と質問が。長尾は「ありますよ。メンバーでご飯食べてたら『あれ、あれ、ない!』みたいな」と話し、その解決法を聞かれると「もう1回頼みます。ちょっとショックやなと思いながら…」としんみりした様子で話していた。

本作は、斜線堂有紀による同名小説を廣木隆一監督のメガホンで実写映画化。内気な男子高校生・宮嶺望を長尾謙杜、クラスの人気者・寄河景を山田杏奈が演じる。ふたりによる不器用で一途な初恋を軸に、同級生の不審死や恋人への恐ろしい疑惑が入り混じる“この秋、最もピュアで刺激的なラブストーリー”が描かれる。






