初日より全国227館にて公開スタート後からSNSでの反響も大きく絶賛の声が続出、作中で描かれる恋模様が純愛だったのか洗脳だったのか観る人によって受け取り方が変わる本作に感想コメントが溢れている。
この日はそんな本作の大ヒットを記念して開催、公開後の反響を聞かれた山田は「ラブストーリーではあるんですけど、いろんな要素が入っていてみんな見終わってほやほやだと『いや~なんか~』って言ってる人が多い印象(笑)」と笑いつつ、劇中でのシーンを言及されることが多いそうで「私はバスケ1回も入ってなかったよねってすごい言われます」と具体的な感想を明かすと、長尾は「ずっと思ってました。僕にパスしてくれるシーンあるんですけどびっくりするぐらい下で『え!』みたいな(笑)バスケはこれからもう1回見てくださる方とかには注目してもらえたら嬉しい」と共感してアピールすると山田は照れながら微笑んでいた。

イベントでは本作の宣伝コピー『この恋は、純愛か洗脳か――』にちなんで、SNSで募集した“究極の2択”に回答する場面も。
俳優をやっていると日常茶飯事で起こる“撮影をするなら真夏に長袖の現場か冬に半袖の現場”という質問に山田は「冬に半袖です。もう私は暑いのが苦手で夏の撮影自体できたらしたくない(笑)」と笑いながら話し、「今回の作品もすごく大変ではあったんですけど冬撮影の方が好きです」と恐縮しつつ答えた。
さらに“好きなものは最初に食べるか最後に食べるか”という究極の2択には「今は最初に食べる派です。最初というか真ん中ぐらい」と回答した山田。「昔は最後に食べてた。お腹いっぱいになる前に食べないと胃のコンディションが(笑)序盤に食べた方が良くなってきて大人になってきたってちょっと最近思ってます」と自身の成長を実感していた。

本作は、斜線堂有紀による同名小説を廣木隆一監督のメガホンで実写映画化。内気な男子高校生・宮嶺望を長尾謙杜、クラスの人気者・寄河景を山田杏奈が演じる。ふたりによる不器用で一途な初恋を軸に、同級生の不審死や恋人への恐ろしい疑惑が入り混じる“この秋、最もピュアで刺激的なラブストーリー”が描かれる。