Ⓒ2025『恋に至る病』製作委員会

現在全国公開中の映画『恋に至る病』は、内気な男子高校生・宮嶺(長尾謙杜)と、学校中の人気者・景(山田杏奈)の正反対のふたりが惹かれ合い、初恋のように純粋で危うい関係を深めていく物語。“この恋は、純愛か、洗脳か――”というセンセーショナルなテーマが話題を呼び、SNS では「ラスト4分に泣いた」「鳥肌が止まらない」など、衝撃の結末に多くの観客の心が揺さぶられている。

今回解禁されたのは、〈切なすぎるラスト4分〉の核心に迫る場面写真。ある事件をきっかけに、景の両親から景の宝箱を託された宮嶺。「たからもの よすがけい」と書かれた箱の中には、景が大切にしていた思い出の品々がしまわれており、それを愛おしそうにそっと見つめる宮嶺の瞳には、ぬくもりが感じられる。そして、あるものを見つけた瞬間、静かに涙をこぼす宮嶺。その表情には、言葉にできないほどの喪失と、胸の奥にしまっていた想いが静かにあふれ出ている。さらに、消しゴムを意味深に見つめる景の姿も。恋心からくる好奇心か、それとも何かを企んでいるのか、どちらとも取れる表情は、宮嶺への想いの余韻を映し出している。

Ⓒ2025『恋に至る病』製作委員会

「好きな人から消しゴムをもらうと、両想いになれる」というジンクスが登場する本作。小さなおまじないのようなその言葉が、ふたりの関係を象徴するモチーフとして、物語の中で静かに意味を持っていく。果たして、景が見つめる消しゴムに込められた想いとは何なのか―。そして、涙を流す宮嶺が最後に知る“真実”とは――。
観た人の心をやさしく、そして静かに締めつける〈切なすぎるラスト4分〉。「この恋は、純愛か、洗脳か――」ふたりがたどり着いた結末の先にある真実を、ぜひ劇場で確かめてほしい。

Ⓒ2025『恋に至る病』製作委員会

さらに、本日より、スマートフォンとイヤホンを使用し、長尾謙杜×山田杏奈×廣木隆一監督の3人による副音声を聞きながら本編を楽しめる特別上映がスタート。副音声では、撮影現場での裏話や印象的なシーンの裏側、さらにキャストと監督の掛け合いなど、ここでしか聞けないエピソードが盛りだくさん。映画の余韻をさらに深め、新たな視点で作品を味わうことができる貴重な機会をぜひ劇場で堪能してほしい。
※本上映は、作品をより深く楽しんでいただくために、2回目以降のご鑑賞をお勧めいたします。