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1926年に始まった昭和時代。そこから数えると2025年は昭和100年にあたる。この100年間は日本史上、政治、社会、経済が最も変化した激動の100年といえる。そんな刺激的で興味深い100年の間に起きた様々な出来事をMCの村上信五と4組のタレント解答者、そして昭和を愛する関西在住の一般解答者100人と振り返ります。タレント解答者はお笑い芸人のジミー大西、俳優の羽野晶紀、元プロ野球選手の糸井嘉男、そして春編から皆勤賞の今井アンジェリカ

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「昭和元年12月25日、元号が大正から昭和になったこの日、世界で初めてブラウン管式テレビの映像実験に成功しました。では、初めて画面に映されたのは何?」で始まった『クイズ!昭和100年 秋編』。このように第2問では昭和2年の出来事、第3問では昭和3年の出来事からクイズを出題し、ABCDの選択肢から答えを選んでいく。怒涛のテンポ感で出題されるクイズに羽野は「こんな感じ!?」と面食らった様子。それを見た村上は「反省する時間ないですから」とアドバイスを送る。

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今やこの番組ではお馴染みとなった「D問題」は今回も健在で、8問目の「昭和8年、「りくろーおじさんの店」の創業者である、西村陸郎が誕生。チーズケーキの焼印のモデルはご本人です。次のうち、西村陸郎はどれ?」という問題では選択肢Dにアシスタントの武川アナの夫が夏編に続き登場。その他、16問目では「昭和16年9月、燃料事情の悪化を背景に、バスやタクシーのガソリンの使用が禁止となりました。では、当時の人々は、どのように対処したでしょう?」の選択肢Dに「諦めてみんな歩いた」とあるなど、時々Dがおかしなことに・・・。

10問目で阪神タイガースに関連した問題が出題されると、阪神タイガースに所属していた糸井は「キタ!」と反応。他にも阪神タイガースの問題は多数出題されるが、中でも「次のうちタイガースの選手としてリーグ優勝を経験していないのは誰?」という問題が2問あり、2問とも名前を連ねた糸井は「悪いな、この問題!」、「イジワルやなあ」と思わず苦笑い。

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クイズは四択問題だけでなく、二択問題やVTR問題も出題される。VTR問題では、宮沢りえのヌード写真集「Santa Fe」のおへそを扉の隙間から出している表紙をきっかけに「おへその写真を多く撮れたのはどっち」が行われる。今回はシャンプーハットの恋さん扮するトゥギャ山紀信と戦場カメラマンの渡部陽一がおへそを巡ってデッドヒートを繰り広げる。

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また、自由奔放なジミーのエピソードトークを聞きながら、村上は「さんまさんっていつもこんな感じでやってはるんや・・・」と絶句。ジミーワールドも全開。そして今回、『クイズ!昭和100年』からニュースター“ゴールデンボーイズ”が誕生。出題者として大活躍する彼らの、ただ者ではない(!?)雰囲気にスタジオは大爆笑の連発となる。羽野はまさかのゴールデンボーイズに振り回されることになって・・・。

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早々に、答え合わせの中で「糸井さんたぶんバカ」と気が付いた今井は共演者を見回し、「秋編はトップを獲れると思ってる」と 堂々の宣言。昔懐かしの昭和を振り返るだけでなく、平成・令和世代とのギャップも楽しめる『クイズ!昭和100年』。秋編の トップ賞に輝くのは果たして!?

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『クイズ!昭和100年 秋編』は、MBS(関西ローカル)にて11月12日(水)午後8時00分〜9時58分放送。(TVer配信なし)

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【MC:村上信五 収録後コメント】
――秋編では今井アンジェリカさん以外のメンバーががらりと変わりました。収録の雰囲気など、これまでと違うと感じた部分はありましたか?
収録の雰囲気は「春編」、「夏編」とそんなに大差なかったです。番組フォーマットができているというのがありますし。ただ、回答者が変わることで、まつわるエピソードの世代が変わってくるので、その辺が新鮮味ありましたね。
――今回は吉本新喜劇のレジェンド、島木譲二さんの問題などもありましたが、村上さんの印象に残っている昭和の芸人を教えてください。
めだか師匠かな。それから寛平師匠は小学校の頃はどんぴしゃで、新喜劇バリバリやってらっしゃいましたから。しかし島木さんのギャグがクイズとして出てくる時代というのが、すごく不思議な感じがしましたね。
――番組の特徴の1つに、大阪ならではのぶっ飛んだVTR問題がありますが、今回新たに出題者として登場した“ゴールデンボーイズ”のみなさんはいかがでしたか?
せっかくの逸材なのでメジャーデビューまで行ってほしいです。曲もそうですけど、あんな万能型のタレントがまさか大阪に眠っていたとは。普通のことをやっても若手タレントだったらちょっと頑張りすぎて力み出てきますけど、あんなにナチュラルで何をやってもオモロイって、あのレンジじゃないと無理ですからね。そこの活躍をぜひ楽しみにしたいです。