
この日のイベントではジュゼッペの相棒・シエロ(ハツカネズミ)を模したアートバルーンの作成に登壇キャストが挑戦した。
本番前に練習もしたそうで意気込みを聞かれた上白石は「私はもう…」と余裕な表情で自信をみせるも、佐野から「1番下手くそやったやん!リハーサルで2回割ってた」と即座にツッコまれ「もう逃げ出したいです、この場から」と本音を漏らしていた。
MCから口頭で作り方が説明されながら作り出したキャスト陣。上白石と森川が説明通りに作る中で序盤から苦しむ佐野は「ニットの服やめてほしいです」と静電気で割れそうだと言い訳。その後も順調に上白石と森川が作り進めていくもなかなか上手くいかない佐野。客席からの視線を感じた佐野は「母親の顔で見るのやめてください」とツッコミ笑わせる。
先に完成させた上白石が「頑張れ~」と煽る中、森川のサポートもありついに完成した佐野だったが尻尾がとても長いシエロの出来栄えに照れ笑いを浮かべていた。
最後には公開を記念したスパークバルーンが登場し、キャストと観客による「『トリツカレ男』最高!」の掛け声と共に佐野がバルーンを割る演出も行われた。

長年多くのファンから愛されているいしいしんじによる小説『トリツカレ男』(新潮文庫刊)を元にミュージカルアニメーションとして映画化した本作。何かに夢中になると他のことは一切見えなくなってしまうことから街のみんなに“トリツカレ男”と呼ばれている主人公・ジュゼッペを佐野晶哉(Aぇ! group)、ジュゼッペが恋に落ちる風船売りのヒロイン・ペチカを上白石萌歌が演じている。





