
長年多くのファンから愛されている、いしいしんじによる小説『トリツカレ男』(新潮文庫刊)が、原作小説を元にミュージカルアニメーションとして映画 『トリツカレ男』 として映画化。
何かに夢中になると、他のことは一切見えなくなってしまうことから、周囲に“トリツカレ男”と呼ばれている主人公・ジュゼッペの声を佐野晶哉(Aぇ! group)、ジュゼッペが恋に落ちるヒロイン・ペチカの声を上白石萌歌が担当。ジュゼッペの頼れる相棒、ジュゼッペとペチカの仲を取り持つために奔走するハツカネズミのシエロを演じたのは俳優・柿澤勇人。さらに脇を固める登場人物には、、森川智之(タタン)、山本高広(ツイスト親分)、川田紳司(サルサ親分)、水樹奈々(ペチカの母)、平田広明(手紙)、松山鷹志(レストラン店主)ら豪華声優陣が集結。主題歌を務めるAwesome City Clubが劇中歌も制作し、ミュージカル作品として期待の高まる布陣となっている。
作品を観たファンから注目を集めているのが、ジュゼッペとペチカを見守るキャラクターを演じる声優陣。ペチカの行方不明の婚約者・タタンに森川智之、上白石が演じるペチカの母に水樹奈々、ジュゼッペのもとに届く手紙の声に平田広明、ジュゼッペが働くレストラン店主に松山鷹志らが集結し脇を固めている。

SNS上では「観てもらえないとこの良さが伝わらない」「絶対後悔しない作品。観に行ける人は観てほしいと心の底から思った」「普段アニメを観ない人に『トリツカレ男』を激推ししたい」など“トリツカレ”た方からのコメントが後を絶たない中、声優陣についても「森川智之さんの優しいお声で涙腺壊れる」「ジュゼッペの務め先のオーナーの声めっちゃ良すぎる」「手紙の声も良い」「声優さん豪華すぎる!」など驚きの声が寄せられている。さらに「ペチカの母が歌い始めて声が水樹奈々ってわかった瞬間びっくりした!」「突然の水樹奈々さん登場!?声が美しすぎる」など、特に注目が寄せられたのはペチカの母を演じた水樹奈々の出演。

このたび、ペチカの母がペチカの前で突如歌いあげるシーンが解禁。治療院に入院しているペチカの母は、ある日さすらいの医者から治療法を伝授され、症状が収まっていく。ペチカはさすらいの医者が誰かに似ていると気づくが…。緊迫したシーンでペチカの母が歌のようにセリフを話し出すことから、「ペチカの母歌うまいと思ってたら水樹奈々さんで納得!」「ペチカの母のシーン最高なのでみんなに観てほしい…!」と映画を観たファンの間ではかなり話題を呼んでいる。「この人だけセリフの9割が歌なので、絶対に水樹さんにお願いしたかった」と高橋渉監督もコメント。セリフの節回しもatagi(Awesome City Club)によるもので、場の空気を一変させるユーモアたっぷりのベテラン声優の腕が際立つ場面となっている。







