原作は2018年「LINE マンガ インディーズ」で公開され「第2回ジャンプ縦スクロール漫画賞」にて大賞を受賞した百世渡の同名漫画。絶対に恋愛したくないJK(女子高生)に人間の恋愛エネルギーを糧にする魔法使いが次々と恋愛トラップを仕掛け、恋に落ちること間違いなしの胸キュン展開をヒロインがぶっ飛ばし続ける―という前代未聞の“恋愛(ロマンティック)ぶっ飛ばしコメディ”を描く。
恋愛にまるで興味がないのにある日強制的にロマンティックな展開に巻き込まれることになる女子高生・星野杏子を上白石萌歌、そんな杏子と急接近することになる3人の同級生の一人・香月司を高橋恭平、野球部のエースで天然な幼馴染・速水純太を木村柾哉、上から目線すぎる某国の御曹司・小金井聖を中島颯太が演じている。

この日は冬のロマンティックな風物詩とも言えるイルミネーションが煌めくよみうりランドにて、タイトルの『ロマンティック・キラー』にちなみ前代未聞の“イルミネーション消灯式”が開催。カウントダウンに合わせて上白石がスイッチを押しロマンティックな仕掛けを“キラー(消灯)”すると見事に会場は暗闇に包まれた。
その後YouTubeの企画で作成したデザインを纏った“ロマンティックラッピングバス”に乗って登場したキャスト陣、観客に手を振るなどファンサービスに会場は黄色い歓声に包まれる。
バスから颯爽と登場した高橋は「寒い中集まっていただき本当にありがとうございます」と駆け付けたファンに気づかいつつ「こんな綺麗な場所でイベントができることも嬉しいので少ない時間ですけど楽しんでいけたらなと思いますしジェットコースターの悲鳴以上に盛り上げたらなと思います」と意気込みをみせる。
あらゆるロマンティックが襲ってくるという本作での“ロマンティックポイント”を聞かれた高橋は「香月はいかにクールでかっこよく、でも爽やかでめちゃくちゃかっこいいを意識してやったので床ドンだったりとかほんとそういう王道なところを見てほしいなと思います」と役どころで意識した点を話し、注目のシーンについて「台風でバーッってなるんですけどそのバーッてなるところを見ていただけたら」と擬音だらけの説明にMCからツッコまれ「ちょっとうまく伝えれないんで擬音しかないんですけどすごい良いシーンあるんで楽しんでいただけたら」と見どころをアピールした。
そんなクールキャラだった高橋だがもっとボケたかったことを打ち明けると「この2人(木村・中島)がボケしろが多いので僕はほんとにボケがなかったので羨ましかったですね」と悔しそうにする姿に中島が「裏でのボケが多かったです」とぶっちゃけると「それを颯太に言って発散してました(笑)」と笑顔をみせていた。

また本作のテーマ“ロマンティック”にちなんで、最近身の回りで起きたロマンティックな体験を話す場面も。高橋は「最近、間接照明をネットでポチポチするのにめっちゃはまってる」と話すも、買い物に失敗したそうで「上から垂れ下がってるやつほしいなと思って丸いのがびよーんって垂れ下がってる系のやつを1個買ってたつもりが2個買っちゃいまして…家帰った時にバカでかいダンボール箱が2個届いてました」と照れくさそうに告白。「だから寝室に1個置こうとしたやつを今クロスで置いてるわけです。だから起きた時にクロスの丸いボールがびよーんってなってるんですよ。それを毎朝見るのがロマンティックですね。パって目覚めてますもん」と驚きの活用法で笑いを誘った。
イベントでは本作のテーマソング(なにわ男子「Never Romantic」、INI「True Love」、FANTASTICS「ずっとずっと」)に合わせて演出されたオリジナルの光の噴水とイルミネーションによるトリプルテーマソングショーが行われるとキャスト陣は目を輝かせながら楽しんでいた。