
迫力あるタッチと圧倒的な画力が魅力の橋本エイジが漫画を担当し、『終末のワルキューレ』でも知られる梅村真也が原作で、幕末の京都を舞台に、最強のサムライ集団・新撰組の志士たちの荒々しくも熱い生き様を、ド派手なアクションと、史実に基づきながらも大胆な解釈で描いた人気コミック『ちるらん 新撰組鎮魂歌』を初の実写化。2026年春にTBSでスペシャルドラマとして地上波放送、U-NEXTでドラマシリーズを独占配信する。
主人公の土方歳三を山田裕貴が、そのほか「試衛館」の面々を鈴木伸之、中村蒼、細田佳央太、上杉柊平、藤原季節、杉野遥亮、柳俊太郎、宮﨑秋人、岩永ひひおという強烈な個性と実力を兼ね備えた若き実力派俳優陣が演じる。さらに、そんな彼らに立ちはだかる“最強で最凶の宿敵”芹沢鴨を綾野剛が演じ、そのほか、奥野瑛太、高橋光臣、金子ノブアキ、安藤政信、桜井ユキといった多彩な俳優陣も出演が発表されている。
本作は、土方歳三が近藤勇という器と出会い、沖田総司、斉藤一といった強烈な個性を持った仲間たちと共に歴史に名を刻む“新撰組”をいかにして作り上げていったのか、時代の変革期に自らの生きる意味を問い、命を懸けるほどに熱く滾る覚悟を持って短くも鮮やかに生きた彼らの生き様と散り様、そして――友情、裏切り、信念が交錯する彼らの物語を、現代的且つ艶やかで魅力的なキャラクター造形と史上最速とも評されるハイスピードな殺陣(たて)を交えて描く“ジャパニーズ・ソードアクション・エンターテインメント”だ。
このたび、山田演じる土方歳三と魂をぶつけ合う“人斬り以蔵”役に中島健人が決定した!
京の都を脅かす“人斬り以蔵”の異名で幕末にその名をとどろかせ、京の街を護る役目を担う新撰組と対立していく土佐藩士・岡田以蔵。本作で描かれる“人斬り以蔵”は、原作ならではの大胆な解釈もふんだんに含まれた魅力的なキャラクターとなっており、山田裕貴演じる主人公の土方とは宿敵でありながら盟友となる稀有な存在として、幕末の時代に鮮やか且つ儚く散る悲劇の人物だ。歴史上でも原作でも人気の高い岡田以蔵役を、圧倒的な華とスター性を持ちながら、そのストイックさから生まれる豊かな表現力で誰より泥臭く役を生きることが出来る俳優・中島健人が演じる。出演のオファーをされたときには「キャスティング、僕であってますか?」と自身も驚きだったと語るほど、普段の中島のソーシャルイメージとはギャップのある役柄だ。中島は意欲的に以蔵を演じ、意外にも初挑戦となった本格的なソードアクションにも体当たりで臨んだ結果、これまでに見たことのない、まさに中島ならではの“愛される岡田以蔵”をたっぷりの魅力と切なさをもって作り上げた。
<コメント>
■岡田以蔵役 中島健人
最初にオファーをいただいたときは「キャスティング、僕であってますか?」とプロデューサーに聞いたくらいなのですが・・・・・・岡田以蔵という役を演じて、すごく激しい、でもどこか刹那的で儚い時間を過ごすことが出来ました。今は、中島健人として“岡田以蔵”という役に巡りあえて本当に良かったなと思っています。
中でも、歳三を演じる山田くんとすごく相性が良くて。剣を交えたときにお互いの周波数みたいなものが合ったおかげなのか、(実際には歳三が)いなくても歳三の姿が見えたりして、とにかく心に嘘のない演技ができました。
自分にしかできない、最も愛される以蔵を演じられたんじゃないのかなって思っています。
『ちるらん』、見ないと許さんぜよ。
■プロデューサー・森井輝
岡田以蔵という人物は、単なる人斬りではなく、純粋すぎるがゆえに染まりやすく、そして壊れやすい、非常に繊細なキャラクターです。この難役を託せるのは、圧倒的な“華”を持ちながら、その奥底に誰よりもストイックな“熱”と”儚さ”を繊細に表現できる演技力を持つ、中島健人さんしかいないと確信していました。今まで中島さんにはオファーが行かない類の役かと思いますが、そこをチャレンジして欲しい思いでお願いしました。ご本人は最初驚かれていましたが、剣を握った瞬間、そこには私たちが求めていた、美しくも悲しい“人斬り以蔵”が立っていました。山田裕貴くん演じる土方歳三と対峙するシーンでの、魂を削り合うような二人の芝居は、まさにこの作品のハイライトの一つです。泥臭く、必死に生き、そして散っていく。まだ誰も見たことのない、役者・中島健人の凄みと色気を、世界中の視聴者に届けられることに興奮しています。




