全身黒のスーツで登場した吉沢、今年目覚ましい活躍をした男性に贈られる「エル メン賞」を受賞したことに「非常に嬉しいです。このような煌びやかな場所に呼んでいただきこのような栄誉ある賞をいただきまして誠に光栄でございます」と喜びを語り、受賞した作品『国宝』について「1年半の歌舞伎の稽古があったりかけてきた時間や情熱が段違いな作品でもあったので、それがこのたくさんの方に見ていただいて、愛していただいて、非常に自分の中でも特別な作品となりました」と込めた想いを明かした。

また『国宝』は社会に旋風を巻き起こした作品に贈られる話題賞も受賞、プロデューサーの村田千恵子氏がトロフィーを受け取った。MCの呼び込みで再度登場した吉沢は「現場ではとにかく良いと思えるものを作りたいって思いだけで走り抜けた現場でしたので、見てもらえれば良いってわかってもらえるって思いはありましたけどまさかこれほどたくさんの方に広がっていく作品になるとは想像してなかった」と改めて反響の大きさに驚きをみせた。
最後に来年どんな年にしたいか聞かれた吉沢は「来年はミュージカルがあったりとか新たなチャレンジが色々ありそうな年だなと思って来年も変わらず挑戦の年にしていければ嬉しいなと思っております」と抱負を語っていた。

その年に公開された映画の中からファッション・メディア「ELLE(エル)」が選ぶベスト作品を決定する本アワード、11回目の開催となる本年は東京・有楽町にある「ヒューリックホール東京」にて開催された。

【『ELLE CINEMA AWARDS 2025』各部門受賞者】
エル ベストアクトレス賞:北川景子
エル メン賞:吉沢亮
エル・ガール ライジングスター賞:木戸大聖・出口夏希
エル ベストディレクター賞:塚原あゆ子
話題賞:『国宝』