今回のフォトブックは、そんな彼女が鎌倉を舞台に撮り下ろしたグラビア編と1万字インタビューなどの読み物編からなる現在の彼女のすべてが詰まった一冊となっている。2024年3月、AKB48の19期研究生としてお披露目された“いともも”こと伊藤百花は、翌2025年4月発売のAKB48の65thシングル『まさかのConfession』の表題曲メンバーに初選出され、次世代エースとして期待が高いメンバーだ。

先日開催された『AKB48 20th Year Live Tour 2025 in 日本武道館〜 あの頃、青春でした。これから、青春です 〜』を終えた感想を聞かれると「武道館公演をしている最中はいろんな感情になったんですけど、終わってみて今までにないくらいの素敵な経験をさせていただけたなと思った。OGの先輩方が集まってくださる機会ってこの先あるかないかわからないくらいのほんとに奇跡の武道館公演だった」と目を輝かせつつ「OGの先輩方目当てに来てくださる方もたくさんいらっしゃいましたし、いろんな悔しい思いもたくさんしたけれど、この経験を今のタイミングでできたのはすごく自分にとって財産だなと思うのでこの経験を無駄にしないようにいけたらいいなってすごく前向きな気持ちです」とコメント。
また先輩の大島優子のことは小学生の頃からのファンだったと話す伊藤は「実際にレッスンとかでお会いできたのがすごく嬉しかったです。個人的に『Not yet』さんの波乗りかき氷って楽曲を大島優子さんが出ない日に私がポジションに入って披露させていただいて。それをまさかの見てくださっていて次の日にステージの時に私の名前をあげてくださったってことがあって、その時にはほんとに神対応すぎて仰天して開いた口が塞がらなかったんですけど、もう尊敬の気持ちがもっと増して大好きになりました」と興奮した様子で熱弁した。

またその武道館公演で67thシングルの新センターとして発表された伊藤。今後センターとしてAKB48を引っ張っていく存在としての気持ちを聞かれると「まだまだSNSを見ていると『“今のAKB”全然知らない』とか“今のAKB48”って言葉をよく目にすることが多い」と話し、「悔しい気持ちもあるんですけど、その反面“今のAKB48”が出てくるってことはAKB48の名前を知ってくださる方はほんとにたくさんいらっしゃるなって思うので、そのAKB48って素敵な歴史と先輩方が築き上げてきてくださったものに感謝して“今のAKB48”がより多くの方にファンになってくださるっていうのもそうなんですけど、まずはこんな子がいるんだって知っていただけるチャンスの1年にこれからもなっていくと思うのでまずはメンバー1人1人こういう人がいるんだって見ていただくっていうのが目標」とセンターとして意気込んだ。
また今回のフォトブックをどんな人に見てもらいたいか問われた伊藤は「武道館公演で私のことを知ってくださったって方がかなりいらっしゃってすごくそれも嬉しい、まだちょっとしか私のこと知らないよって方にもこのフォトブックを読んで私のことをもっと深く知っていただけたらなと思うので私のことをよく知っている方にはもちろんもっとたくさんの方にゲットしていただけたらいいなって思います」とアピールしていた。