
原作は、2018年「LINEマンガ インディーズ」で公開され、「第1回LINEマンガ大賞」で銀賞を受賞。その後、掲載媒体を「ジャンプ+」に移すと、「第2回ジャンプ縦スクロール漫画賞」にて大賞を受賞した百世渡原作のマンガ『ロマンティック・キラー』。絶対に恋愛したくないJK(女子高生)に、人間の恋愛エネルギーを糧にする魔法使いが次々と恋愛トラップを仕掛け、恋に落ちること間違いなしの胸キュン展開を、ヒロインがぶっ飛ばし続ける―という前代未聞の“恋愛(ロマンティック)ぶっ飛ばしコメディ”。
本日より全国330館にて公開を迎えた本作の初日舞台挨拶が行われ、上白石萌歌・高橋恭平・木村柾哉・中島颯太のクアトロ主演4人、髙橋ひかる・森香澄に加え、いまだ役柄 の明かされていない“ロマンティック男子”たちを演じる、醍醐虎汰朗、犬飼貴丈、西垣匠、ゆうたろう、内藤秀一郎、豊田裕大らも大集結。さらに、舞台挨拶の様子は、全国47都道府県117館へのライブビューイングも実施された。
上白石は「ここに来てくださっている皆さん、そして配信をご覧の皆さん、ロマンティックに包まれる覚悟はできていますでしょうか!ここにいる一人一人が杏子だと思います。これから降りかかるロマンティックを果敢にぶった斬っていってください!」とカメラと会場に向かい呼びかけ。

高橋恭平は「皆さん多分まだロマンティックが足りていないと思うんで、この映画でロマンティックを100%充電していただけたらなと思います」と挨拶。
木村は、中継カメラに向かって「愛知県の皆さん!」と地元・愛知へ向かって呼びかけながら、「1年前に撮影をしていて、ついに公開日がきたんですけど、髪も伸びまして、髪色も変わりまして。純太の面影は1ミリもないんですけれども」と、映画とのビジュアルの違いに触れながら「この冬、ロマンティックで世界を溢れさせられるようにこの映画を作りましたので、ぜひ何度もロマンティックに溺れていただけたらなと思います!」と笑顔を見せる。
そして中島が「出身のニューヨークの皆さん!」とボケると、高橋恭平が「お前ニューヨークちゃうやろ!」とツッコミ。「大阪でしたすみません。大阪の皆さん、楽しんでますか?」と改めて呼びかけ、「ついに『ロマンティック・キラー』がたくさんの方に届く日が来たなと心から嬉しく思いますし、本当に笑える、そして全キャラクターが魅力な映画になっております」と作品の魅力を語った。

舞台挨拶では、襲い掛かる数多のロマンティックとヒロイン・杏子とのド派手な対決が見どころという本作にちなみ、映画『ロマンティック・キラー』番外編として、ロマンティックチーム(高橋恭平、木村柾哉、中島颯太、醍醐虎汰朗、犬飼貴丈、西垣匠、ゆうたろう、内藤秀一郎、豊田裕大)とキラーチーム(上白石萌歌、髙橋ひかる、森香澄)の2チームに分かれて、心技体を争う「ロマンティック対決・3番勝負」が行われた。
まずは、「【心】ロマンティック数字合わせ」と題して、好きな数字をフリップに書いて、チーム全員で合計69(ロマンティック)を目指す対決。人数の多いロマンティックチームは「69」や「−69」とボケる人も多い中、合計は「37」。
そしてキラーチームは、森・髙橋ひかるが“3人だから23ずつ書いたら69になる”と「23」で揃えるも、上白石が「-11」と書き、合計は「35」と僅差でロマンティックチームの勝利。

続く「【技】ロマンティック絵しりとり」は、一人ずつ絵を描いて、69(ロマンティック)秒以内に何個繋げられるかを競う。ロマンティックの“ク”からスタートし、ロマンティックチームは犬飼の絵の解読に西垣が時間かかりながら、なんとか9人全員で繋げることに成功。「クマ」→「マイク」→「クリスマス」→「スイカ」ときて、問題の犬飼が描いたのは「金(カネ)」だったことがわかり、西垣が咄嗟に書いたのは「鳥(トリ)」だったものの、高橋恭平が機転を利かせて「眠そうな鳥!」とフォローする場面があった。

対するキラーチームは2人目の高橋ひかるの絵(マンゴー)を森が解読できずに完全ストップ。またもやロマンティックチームの勝利となった。

最後の「【体】ロマンティックニャーニャーゲーム」では、ロマンティックチームの中から誰か一人が、本作の主人公・星野杏子の生きがいである猫の声真似をし、一人以外は声を出しているフリをする。その誰が声を出しているかを当てられたらキラーチームの勝ち、という対決が行われた。
「一旦作戦会議します!」と客席に背を向けて丸くなるロマンティックチームは、声真似をする一人を選び、ゲームへ。キラーチームが選んだのは「犬飼」だったが、実際に声真似をしていたのは「醍醐」で、外してしまったキラーチームからは「やっぱり声がいいから!」と声が上がっていた。

全力のバラエティ企画で大盛り上がりとなった舞台挨拶。生中継の最後には、主演を務めた4人から一人ずつ挨拶が。中島は「これから今年最後まで、そして来年もロマンティックという言葉をたくさん使って、たくさんの方に広めていただけると嬉しいです。そして映画も盛り上げてください。今日はありがとうございました!」とコメント。木村は「ロマンティックに染まる覚悟をしてからしっかりと見届けていただければなと思います」と話していた。
高橋恭平は「こういうところでこういったバラエティーに振るようなイベントができたのは初めてで、配信してるんだからあんな人数でじゃんけんしてる姿を見せるのも初めてだったんですけど」と、盛り上がったイベントを振り返りながら、「映画の方はバラエティーに全振りしたような、皆さんすぐ笑える映画となっておりますので、ぜひ皆さん見てくれたら嬉しいです」と語る。

そして、上白石は「私は日本中をロマンティックで満たしたいです!」と宣言し、「ここにいる皆さん、一人一人が本当に素敵ですし、監督の笑い声溢れる現場も本当に最高でした。個人的に、この映画は究極の人間愛の映画だと思っています。自分で自分のことを満たせる、一人ぼっちだった杏子が色んな人と出会って、人と関わる素晴らしさを知っていく、本当に素晴らしい映画です。皆さんの心をハートいっぱいで満たせる素晴らしい映画になっていますので、今日はポカポカな気持ちで帰っていただいて、面白かったらお友達に勧めていただけると嬉しいです!」とメッセージを送った。
イベントの最後にはフォトセッションが行われ、キャストの両サイドに設置された風船が割れることがアナウンスされると警戒するキャスト陣の姿があった。













