本作は“今”の自分をさらけ出せるカメラマンと一緒に写真集をつくりたいという尾碕の希望で映画監督・写真家として活躍中の枝優花氏が撮影。枝監督と尾碕の”2人旅”というテーマを掲げ、選ばれた舞台は韓国。現地では、海鮮市場で念願のタコやエビを食べ、鮮やかなブルー色をしたコンビニジュースにハマり、漢江を見ながらラーメンを食べ、夜は部屋にスタッフと集まり部屋飲み…たくさん食べて、笑って、遊んで、ここでしか見られない、自由で飾らない尾碕の姿、表情を切り取った。また、写真集は“オールフイルム”で撮影。カラーネガフイルム「FUJIFILM400™」「写ルンです™」「instaxチェキ™」を使用し、フイルムの質感と枝監督の撮る世界観が最高にマッチした仕上がりになっている。

セカンド写真集発売となったいまの気持ちを聞かれた尾碕は「尊敬してやまない大先生の枝さんに撮っていただけるということですごく嬉しかったですし、私自身も知らなかったような自分を1番を引き出してくださるんじゃないかなとすごくワクワクした気持ちでいっぱいでした」と喜びをコメント。
またタイトルの『わー!!!』は尾碕の提案で決定したという。決め手となった理由として「『わー!』って私よく口癖で言うんですよ。嬉しい時も美味しそうなものでも言うし、びっくりしてるとか引いてる時とかも割と『わー!』を多用する癖がある」と様々な『わー!!!』のパターンを披露、さらにタイトルに意味を持たせたくなかったと話し「大好きな人たちと行った旅の思い出をアルバムに見せているような写真集にしたかった、尾碕真花ってこういう人なんですとかこう見てほしいっていうのをごり押ししたくなかった」とタイトルに込めた想いを明かした。

そんな本作でのお気に入りカットを聞かれた尾碕は「普段と雰囲気というかメイクとかテイストが違うのがわかりますかね?」と尾碕の顔が一面に載ったカットを披露しつつ「普段やってみたかったんですけど挑戦できたことなかったので、初めてこういうスタイリングをさせていただいて撮影中もすごい気分が上がって楽しかったですし、上がってきた写真を見させていただいた時にも『これだ!これが好きだ!』ってこのカットは絶対入れてくださいってお願いしたカット」と即決したことを嬉しそうに話した。

そんな尾碕のこだわりが詰まった1冊を誰に見せたいか問われると「過去の自分に見せてあげたいです。仕事で悩んでた時期ももちろんありますし、こんなふうになれるから大丈夫だよって言ってあげたい」と笑顔で答え、「私にとってこれから嫌なこととか辛いこととかがあってもこの写真集を一緒に作ってくださった枝さんをはじめ、スタッフの皆様とマネージャーさんたちがいてくれて、そしてこんな素敵な表情が出てきてこんな素敵な瞬間があった私なら大丈夫だって思えるような楽しかった宝物のようなアルバムにもなりましたし、これから私が仕事を続けてていく上でのお守りのような1冊になったかなと思います」と写真集の出来栄えに胸を張った。