
「JR SKISKI」は、東日本旅客鉄道株式会社が1991年から展開している、スキー旅行のキャンペーン。例年(※一部除く)、今年の活躍が期待される俳優を起用し、タイアップ楽曲とともに、CM(※WEB含む)を展開している。
2025-2026年シーズンのキャッチコピーは『今だけは青い冬。』。「やや制限や規律に縛られる高校生まで」と「仕事や責任を背負う社会人」になるまでの間にある大学生時代、そんな時期にしか過ごせない、キラキラとした「青い冬」が「今だけは」あると考え、一生モノの思い出になる冬を体験してほしいという思いが込めている。
上坂は、「JR SKISKI」のターゲット層としている、若者層と同世代、かつ若い世代から高い支持を得られており、上坂の演技力がいかんなく発揮され、若者層に響くキャンペーンとなることが期待され起用が決まった。
【CMコンセプト】
今季のコンセプトは「大学生の今しか体験できない冬」。スノーレジャー初心者の学生たちが、旅行の計画でワイワイと会話を交わす時間も、その体験のひとつ。4年生と2年生の6人グループという設定で、後輩のヒロインと気になる先輩男子を中心に、「学生最後の冬」を少しだけ意識しつつも、これまで体験したことのない冬へと出かける学生たちのワクワクする姿を描くことで、スノーレジャー需要の喚起を狙っていく。
【撮影エピソード】
2025-2026年の「JR SKISKI」キャンペーンの新たなヒロインは、俳優・上坂樹里さん。ピンクのニット帽に華やかな、ピンクのウェア、水色のパンツという、鮮やかな装いで白銀のスタジオに姿を見せました。初めてスキーウェアを着たという上坂さんは、(撮影用の)雪が降り始めると、「わぁ!」とうれしそうににっこり笑い、雪が舞う中での撮影に胸を躍らせている様子。テスト撮影では、カメラマンに向かって雪を勢いよく投げるシーンに挑戦。「もっと勢いよく!」というスタッフの声に応え、何度もくり返し雪を投げます。雪合戦さながらの白熱したシーンとなり、雪を投げるたびに自然と笑顔が弾け、その瞬間をカメラが切り取ります。最後にはスタッフの威勢のいい掛け声に合わせて、3対3の雪合戦の撮影へ。予想を超える雪の量に思わず目を丸くする上坂さんでしたが、楽しそうに笑いながら雪投げを楽しむ、その一瞬一瞬の生き生きとした表情にフォトグラファーの石田真澄さんもシャッターを切り続けました。撮影後、モニターをのぞき込みながら仕上がりをドキドキした面持ちでチェック。臨場感たっぷりの動きの中にも、一瞬のきらめきを見せる表情が見事に写し出され、ほっと安心した表情を見せる上坂さんなのでした。
続いて、CM撮影の舞台は、とある大学の学食。スキーウェアから一転、パーカー姿のカジュアルな大学生スタイルで登場した上坂さん。キャンパス内を歩く様子は、まるで本物の学生のよう。CMでは、上坂さんのセリフはないものの「表情と目線でせつなさとときめきを伝えてほしい」という監督のオーダーに応え、細やかな表情で感情を表現していきます。テーブルを囲む男女6人のキャストは、初対面ながら和気あいあい。自然な会話と笑いがあふれる現場に「いいね!」と監督の声も弾みます。好きな人が最後の思い出となるスキー旅行に参加するのかどうか——。あきらめ、落胆、そしてうれしさが入り混じる、複雑なヒロインの感情を、上坂さんはセリフなしで見事に表現。憂いを帯びたまなざしがとても印象的でした。監督からは「悲しいだけでなく、喜びの瞬間も」と細かなニュアンスの指示が入り、上坂さんはわずかな口元の動きでその感情を演じ分けます。さらには「歯が見えるくらい、思わず笑ってしまう感じも!」というリクエストにもすぐに対応。監督からは「めっちゃよかった!」と大絶賛。共演者たちからも歓声が上がり、上坂さんも照れ笑いを浮かべていました。撮影後には、編集したばかりのCM映像を全員でモニター前に集まって鑑賞。どんな仕上がりのCMになったのか、ぜひキャンペーンサイト、TVCMでお確かめください。
<インタビュー>
Q)「JR SKISKI」のヒロインに選ばれたご感想をお願いします。
とても憧れでもあったので、本当に嬉しかったです。自分がこのCMの世界に入れるんだ!と思って、撮影まですごくドキドキでした。(ヒロインに選ばれたことを)最初は母に伝えたんですけど、すごく喜んでくれて、その場で一緒にハイタッチしました。「やったじゃん!」って一言、最初に言ってくれて。一緒にご飯を食べに行った時に伝えたんですけど、ずーっと話が盛り上がっていました。
(その時はまだ)正直実感は湧いてなくて、すごくフワフワした気持ちではいたんですけど、今日撮影をしている中で、写真チェックしながらとか、この撮影の空気感に触れながら、今ちゃんと実感が湧いたという感じです。
Q)「JR SKISKI」のヒロインにはどのようなイメージ持たれていましたか?
いつも冬に流れているCMを見て、すごく素敵だなと思いましたし、ヒロインのまっすぐな感情が描かれていて、見ていてとても心を動かされるような、すごく、素敵なCMだなと思っていました。
Q)グラフィック撮影はいかがでしたか?
実際に雪を投げたり、雪を降らせて撮影をして、冬が楽しみになりました。(雪合戦のシーンでは)途中から本気になってしまって、何回か数え切れないくらいたくさん投げたんですけど、体も温まって、すごく楽しみながら撮影ができました。
Q)スキーウェアを初めて着用してみていかがですか?
こんなにも「あったかいんだ!」と思いました。あと、このデザインがとても素敵だなと思いました。華やかで、他にもたくさんウェアはあると思うんですけど、もし自分がプライベートで行く時も、こういう華やかなデザインのウェアを着て、遊びに行きたいなと思いました。
Q)上坂さんは神奈川県のご出身とのことですが、ウィンタースポーツのご経験はありますか?
全くないです。(次回のCM撮影でスキー場には)初めて行くので本当に楽しみです。
(ウィンタースポーツでチャレンジしてみたいものはありますか?)
スキーをやってみたいです。滑れるかどうか…。
Q)冬の思い出、雪の思い出は何かありますか?
小学生くらいの時にすごく雪が積もった日があって、その時、父と姉と一緒に雪だるまをいっぱい作って、それをどうしても崩したくなくて、家の冷凍庫に保管していました。でも溶けちゃったんですけど。それを毎年のようにやっていたと思います。(冷凍庫に入るくらいの)小さめのサイズを作っていました。
Q) 今シーズンのキャッチコピーは『今だけは青い冬。』ですが、キャッチコピーを聞いた時、どのようなイメージを思い浮かべましたか?
学生時代にしか味わえないような“冬の青春”っていうイメージがありました。「青い」っていうのを聞いて、青春だったり、少し切ないけどとても前向きな、そんなイメージがあります。
上坂さんは「カプセルトイ」がお好きだということで、今年のキャッチコピーにちなんだ質問が「カプセルトイ」の中に入っておりますので、ぜひ回してみてください!
Q)「キャッチコピーにちなんで、プライベートで、もし“今しかできないこと”があるとすると、何をしたいですか?」
20歳になって成人式を控えているので、成人式の日か終えた後に両親に手紙を書きたいなと思います。なかなか普段、感謝を伝える機会だったり、手紙を出す機会がないので。20歳という一生に一度しかない時に、そういう機会を自分から作って感謝を伝えられたらいいなと思います。
Q)学生時代にしかできないこと、他に何かありますか?
高校生だとやっぱり制服があるので、制服を着て友達といろんなところに行って写真を撮ったり、そういう時間は学生時代にしか味わえないかなと思います。
もう一度、回してください!
Q)「キャッチコピーにもあるように、今シーズンは大学生時代にしかできない“冬の青春”がテーマとなっていますが、“(学生時代の)青春エピソード”を教えていただけますか?
授業が終わって教室に残って、友達とテスト勉強をしたり喋ったりする、そういう何気ない日常というか、そういう瞬間を振り返るとすごく青春だったなと思います。毎日会うって、学校があるからこそだったと思うので、すごく特別な時間だなと思います。
Q)2025年はどんな年でしたか?2026年はどんなことに挑戦したいですか?
2025年はすごく夢のような一年でした。この「JR SKISKI」のCMに出演できたり、自分が夢に掲げていたお仕事だったり、あとは20歳になる年でもあったり…去年の自分からは想像ができないような、たくさんの夢が叶った瞬間が、2025年にはたくさんありました。
それと同時に周りの環境だったり、周りの方々にとても恵まれたなと実感できた一年だったので、2026年は少しでも恩返しができるように、お仕事も精一杯頑張りたいですし、あとは健康においしいごはんを食べて過ごしたいです。
Q)最後にファンのみなさんへメッセージをお願いします。
みなさん、こんにちは。今年のJR SKISKIキャンペーンヒロインの上坂樹里です。
私が出演する、ポスターや動画をみていただき、それがきっかけとなって、スキーやスノーボードって楽しそう、行ってみようかなと思っていただけたら嬉しいです。スキー場へ行く際には、ぜひ新幹線で、移動も含めて楽しんでください。
今年のキャッチコピーは、『今だけは青い冬。』皆さんも、今だけしかない、“青い冬”を一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです。









