
本作は、後に英国女王として、約45年もの長きにわたって繫栄をもたらした“エリザベス1世”となる“レイディ・ベス”の激動の半生を描く歴史ロマン大作ミュージカル。8年ぶり3度目との上演となる今回は、新たな顔ぶれとともに、内容も更にブラッシュアップして登場する。
主人公のレイディ・ベスは、乃木坂46所属でミュージカル女優としても活躍中の奥田いろはと、『レ・ミゼラブル』『ラブ・ネバー・ダイ』などミュージカルでの大役を抜群の歌唱力で演じる実力派・小南満佑子がWキャストで演じる。ベスと想いを通わせる吟遊詩人の青年ロビンを演じるのは、東宝製作の大作で立て続けに主要キャストを務め、2025年は『HERO』でシアタークリエ初主演も務めた有澤樟太郎とアーティストとして活躍する一方、『1789 -バスティーユの恋人たち-』にて初のグランドミュージカル出演にして主演を務めた手島章斗のWキャスト。そして、ものまねタレントとして絶大な人気を誇り、連ドラ主演など女優としても活躍し、満を持して今作がミュージカル初挑戦となる丸山礼、宝塚歌劇団にて雪組・星組で娘役スターとして活躍した有沙瞳。2025年の退団以降、ミュージカル女優としてその確かな実力で注目を集める凪七瑠海。若手スターとして躍進している内海啓貴、松島勇之介、高橋健介、ベテラン実力派の津田英佑、そして初演から引続き出演する山口祐一郎、石川禅、吉沢梨絵と、日本ミュージカル界屈指の豪華キャスト&フレッシュなスターが集結し、作品を彩る。
製作発表の冒頭では、登壇キャスト8名による生演奏での歌唱も行われた。

内海・松島による「COOL HEAD」、丸山・有沙による「悪魔と踊らないで」、有澤・手島による「俺は流れ者」、奥田・小南による「秘めた思い」と、4曲がメドレーで披露された。

その後の挨拶で奥田は、「この作品が初めての座長で、初めてのタイトルロールを務めさせていただくことになったんですけれども、私自身も、物語のベスと一緒に、たくさん成長していけたらなと思っております。こんなに素敵な作品に携わることができて、とても光栄ですし、皆様にお届けできる日がとても楽しみなので、それまで精一杯頑張ります!」と作品への想いを語る。

小南は「私もいろはちゃんと同じように、グランドミュージカルの初座長ということで、今日の日を迎えるのは本当に緊張していて、ど根性ガエルぐらい心臓がドキドキしていたんですけど、こうやって皆さんの前にお披露目することができてすごく嬉しいです」と率直な心境を吐露。「私個人としましては、初演をお作りになられたスタッフの皆様方、そしていつもお世話になっている先輩方がお作りになった2014年バージョンの『レディ・ベス』から引き継ぐという形で、再演メンバーとして演じさせていただけることが、何よりも喜びと感謝の気持ちでいっぱいです」とコメント。出演が決まり、自身の演じる人物について書籍や映画で勉強したと話し、「学んでいくうちに、この人の人生を生きたいと願ったのがすごく印象的でした」と明かした。

有澤は「この静まり返った緊張感で、2026年版『レイディ・ベス』がものすごく期待されているんだなってことを、肌で感じています」と、会場の空気に緊張を隠せない様子だが「9年の時を経ての再演ですから、きっとこの期間、作品を愛して待ち焦がれた方がたくさんいらっしゃると思います。その方ももう一度あの瞬間を蘇らせられるような、そんな心に残る作品を届けたいなと思いますし、今回新たにこの作品と僕たちに出会ってくれる皆さんに、心に残る、衝撃を与えるような作品を僕たちが作らないといけないなと、皆さんの期待を上回らないといけないなというプレッシャーもすごく感じています。僕たちならできると思っています。なので、ぜひその日まで楽しみにしていただけたらなと思っています」と力強く語る。

手島は「個人的には生オーケストラでやるミュージカルが初めてなので、そこもすごくワクワクしていて。今、製作発表の場とはいえ豪華すぎて楽しんじゃったぐらい、すごく楽しみに僕も頑張っていきたいです。カンパニーの皆さんと一丸となって素敵な作品を、たくさんの方に愛されている作品だと思うので、丁寧に真摯に努めていきたいなと思っております」と意気込んだ。

本作がミュージカル初出演となる丸山は「本当に緊張しているんですけれども、持ち前のこの明るさと、モノマネできっと耳が肥えているんでしょうか?楽譜は読めないんですけど…こういうテンションはダメでしたか?」と、明るい振る舞いに会場からは笑いが。「お話を聞いた時は本当にびっくりしたんです。やったことのないジャンルのお仕事だったので、大丈夫なのかなっていう不安ですとか。でも、芸歴が10周年を超えまして、何かに挑戦してみたいなという思いもありましたし、ミュージカルという新しい門を開くことは不安なんですが、一生懸命やっていきたいなと思います」と気合いを入れる。「歌は趣味というか、カラオケ大好きという気持ちで来ていたので、このような格式の高いところに挑戦していいのかと思ったんですけど、通っていた高校がカトリックで、聖書を読んでいたり聖歌を歌っていたり、その時に洋楽が好きで、洋楽の真似を家で一人で練習していたんです。あの時の自分がここに繋がったのかなと思って、そこからはメアリーさんに自分を乗せていく作業がどんどん楽しくなっていきました」と、笑顔で明かした。

有沙は「私自身、小池先生と2年半ぶりに作品をご一緒できるということで、本当に嬉しいです。宝塚を卒業してからも先生の作品に出たかったので、その夢が一つ叶いました。精一杯頑張りますのでよろしくお願いいたします」と、喜びを滲ませていた。

内海は「神奈川の田舎出身の男がスペイン王になるとは思いませんでした」と役柄にちなんで笑いを誘うと「小池さんとは3度目の作品なんですけれども、毎回新しい色を見つけてくださるので、今回もフェリペを通して、新しい内海啓貴を見せられたらなと思います!」と述べた。

そして、松島は「僕自身がグランドミュージカルが初めてでして、最初にオーディションのお話をいただいた時は、飛び上がるほど嬉しかったのを覚えております。装いも新たに『レイディ・ベス』が帰ってきて、フレッシュな皆さんの中で僕が誰よりもフレッシュにたくさん学び、挑戦し、この作品の1ピースとして務められるよう精一杯頑張ります」と語った。

演出の小池は、「フレッシュな新しいメンバーと一緒にやるんですけど、初めての人もいっぱいいるのでどうなるかと思いますが、とてもポテンシャルが高いと思っています」と期待を寄せた。




















