
壮大なスケールと緻密な人間描写で熱烈な支持を集める、巨匠・北方謙三の小説『水滸伝』。シリーズ累計発行部数1160万部を超える大河小説の金字塔が、ついに映像化される。連続ドラマ「北方謙三 水滸伝」は、日本ドラマ史上“規格外”のスケールで描く叛逆の群像劇。主人公・宋江役の織田裕二をはじめ、反町隆史、亀梨和也、満島真之介、波瑠、玉山鉄二ら豪華キャストが集結。
昨秋の制作発表以降、織田裕二を始めとするキャストを解禁する度に、豪華さと、その確かな演技力への期待から大きな話題を呼んできた本作。そしてこの度、作品世界をより深く、力強く彩る主題歌が決定した。
主題歌を歌うのは、日本を代表するアーティスト・MISIA。1998年「つつみ込むように…」でのデビュー以降、その圧倒的な歌唱力で支持を集め、2021年の東京オリンピックの開会式では国歌を独唱した。その最大のヒット作が2000年に放送され社会現象になった月9ドラマ「やまとなでしこ」の主題歌「Everything」。2000年代の女性アーティストのシングルとして最大規模の売上を記録、現在に至るまで国内外のミュージシャンにカバーされ続ける名曲だが、その「やまとなでしこ」で演出を担当していたのが本作「北方謙三 水滸伝」の若松節朗監督。
本作では、若松監督たっての「MISIAさんにぜひお願いしたい」という希望でオファー。その理由を「理不尽な時代に抗い、叛逆の闘いに身を投じていく漢(おとこ)たちの物語だからこそ、エンディングでは、彼らを大きな愛で包み込むような楽曲が必要だと思った」と語った。MISIAもその熱意を受けて快諾。オファーを受けた際には「初めはこの世界観を歌いこなすのは非常に難しいと感じていました。しかし、この作品と向き合う時間は、自分自身の内側にある「信じること」「抗うこと」「生き抜くこと」を、静かに見つめ直す時間でもありました」 と語っている。こうして「やまとなでしこ」以来の26年ぶりとなる若松節朗監督×主題歌・MISIAという強力タッグが結成された。
完成した主題歌のタイトルは、「夜を渡る鳥」。作曲は今年でデビュー60周年を迎えたシンガー・ソングライター、加藤登紀子。MISIAへの楽曲提供は初となる。作詞は『残酷な天使のテーゼ』の及川眠子、編曲は『シン・ゴジラ』の鷺巣詩郎が手掛ける。主題歌チームで、ドラマのシナリオと映像をみた上で制作。今作のために書き下ろされたこの楽曲は、ストリングスが奏でる壮大な音色と、力強くも未来への希望に満ちた歌詞が合わさり、MISIAの真骨頂とも呼べる感涙の一曲に仕上がっている。「時代や立場は違っても、人が人として抱える想いや葛藤、そして仲間を想う気持ちは、今を生きる私たちの心にも確かにつながっていると感じています。この歌が物語の世界とともに皆さんの胸にそっと寄り添い、登場人物たちの生き様や想いを、より深く感じていただくきっかけになれば嬉しいです」とMISIAは語る。完成した楽曲を聞いた若松監督は、「この作品に生きる者たちを、あたたかく、そして優しく包み込みながら、確かな“応援歌”として寄り添ってくれていると感じました。その感動は、かつてドラマ『やまとなでしこ』で主題歌『Everything』を初めて聴いたときの気持ちが蘇るほどでした。」と大満足。「ドラマの最後のピースが、すべて揃った」と熱くその想いを語った。

【MISIA コメント全文】
主題歌のお話をいただいたとき、初めはこの世界観を歌いこなすのは非常に難しいと感じていました。
しかし、この作品と向き合う時間は、自分自身の内側にある「信じること」「抗うこと」「生き抜くこと」を、静かに見つめ直す時間でもありました。
時代や立場は違っても、人が人として抱える想いや葛藤、そして仲間を想う気持ちは、今を生きる私たちの心にも確かにつながっていると感じています。
この歌が物語の世界とともに皆さんの胸にそっと寄り添い、登場人物たちの生き様や想いを、より深く感じていただくきっかけになれば嬉しいです。
【若松節朗監督 コメント全文】
本作は、理不尽な時代に抗い、叛逆の闘いに身を投じていく漢(おとこ)たちの物語です。
だからこそエンディングでは、そんな彼らを大きな愛で包み込むような楽曲が必要だと考え、真っ先にMISIAさんにお願いしました。すぐにご快諾いただき、とても嬉しかったですね。
完成した「夜を渡る鳥」を聴いた瞬間、この作品に生きる者たちを、あたたかく、そして優しく包み込みながら、確かな“応援歌”として寄り添ってくれていると感じました。その感動は、かつてドラマ「やまとなでしこ」で主題歌「Everything」を初めて聴いたときの気持ちが蘇るほどでした。
実際にドラマの映像に当ててみると、その心地よさが際立ち、作品の世界と完璧に重なっていく。「北方謙三 水滸伝」というドラマの最後のピースが、すべて揃ったと思います。
ついに、豪華キャストが次々と登場するドラマの本編映像と、MISIAの歌う主題歌「夜を渡る鳥」が重なる主題歌入り本予告映像「革命編」が完成。
腐敗がはびこる世にも正義を信じる主人公・宋江(演:織田裕二)と、彼が記した“世直し”の書『替天行道』に導かれ集った、叛逆の英雄で“動”の頭領・晁蓋(演:反町隆史)、“武”の化身・林冲(演:亀梨和也)、建国の英雄の末裔で正義の武人・楊志(演:満島真之介)、そしてその伴侶の済仁美(演:波瑠)。さらに、武を極めし孤高の師・王進(演:佐藤浩市)、乱世に翻弄されるスパイ・馬桂(演:松雪泰子)ら、現実に絶望しながらも未来への希望を眼差しに宿す梁山泊の面々が登場する。一方、動乱の世にあって苦しむ民のために立ち上がろうとする彼らの前に、今ある国家を守るため、その志を潰そうと目論む李富(演:玉山鉄二)ら強大な敵が立ちはだかる。
完成した予告編では、宋江の「叛乱だ」というセリフに続き、『替天行道』の旗が映し出される。宋江とその旗のもとに集結した者たちが、巨大な国家に対してついに叛乱の狼煙をあげたタイミングで、MISIAが歌う主題歌「夜を渡る鳥」が挿入される。理不尽な時代を変えようと仲間とともに戦う彼らの怒りと希望に、力強く、そして伸びやかなMISIAの歌声が寄り添い、戦いの日々が幕を開ける。日本全国17都府県・50か所以上のロケ地を巡り、総移動距離約2万5000km(なんと地球半周分以上)。約8ヶ月間をかけて撮影された映像の壮大さも相まって、予告編だけでも魂が揺さぶられること必至。
あわせて解禁された本ポスタービジュアルでは、宋江(織田裕二)、晁蓋(反町隆史)、林冲(亀梨和也)、楊志(満島真之介)、済仁美(波瑠)、王進(佐藤浩市)、馬桂(松雪泰子)、そして李富(玉山鉄二)ら超豪華キャストが一堂に競演。天上からそれぞれが信じる正義を訴え、「あなたはどうするのか」と問いかけてくるかのような、圧倒的な迫力を放っている。
さらにこの度、ポスタービジュアル解禁にあわせて、作品の世界観が凝縮された、熱量あふれる場面写真も一斉解禁となった。

さらには本作の放送&配信を記念して特別コンテンツが続々登場。2026年2月よりWOWOW/Leminoで順次スタート予定となっている。
★特別コンテンツその①「北方謙三 水滸伝」徹底解剖!
壮大なスケールで描かれる「北方謙三 水滸伝」を楽しむための入門コンテンツ全3話。各4分半で本作の魅力と核心に迫る。【入門の章】では、「水滸伝とは何か?」をテーマに、作品の魅力や、物語の背景や原典との関係性、時代設定を解説。【キャラクターの章】では、豪華俳優陣が演じる多彩なキャラクターたちに焦点を当て、彼らが辿る運命と人間ドラマを紹介する。【ストーリーの章】では、物語のあらすじや世界観、強大な敵との対立構造に踏み込み、本編への期待を一気に高めていく。放送・配信前の予習にも、視聴後の振り返りにも最適な、「北方謙三 水滸伝」への入口となる必見の特別企画だ。
放送:WOWOWプライム 配信:WOWOWオンデマンド、Lemino
★特別コンテンツその②「北方謙三 水滸伝」豪華キャストスペシャルインタビュー
連続ドラマ「北方謙三 水滸伝」を彩る、超豪華キャスト陣によるスペシャルインタビューコンテンツが解禁。主演の織田裕二をはじめ、反町隆史、亀梨和也ら、物語を彩る出演者たちが本作への想いや役への向き合い方、撮影現場でのエピソードを語り尽くす。それぞれの視点から語られる言葉は、壮大な群像劇の裏側を浮かび上がらせると同時に、「北方謙三 水滸伝」という作品が持つ熱量とスケールをより立体的に伝えていく。ここでしか見られない貴重な証言の数々が、本編への期待をさらに高める必見の特別コンテンツだ。
配信:WOWOWオンデマンド、Lemino
★特別コンテンツその③「北方謙三 水滸伝」は、なぜ映像化できたのか?舞台裏に迫る!
未だかつてないスケールで映像化された連続ドラマ「北方謙三 水滸伝」。その壮大な世界はいかにして作り上げられたのか――制作の舞台裏に迫るビハインド・ザ・シーン/メイキング映像をお届け。キャラクターデザインや美術・装飾、映像表現、アクションや馬を用いた撮影、ロケーション、キャスト、音楽にいたるまで、「水滸伝」製作を支えるクリエイターたちの仕事にフォーカス。全7本で、日本ドラマ史上屈指のスケールに挑んだ現場の熱量と創意工夫を映し出す。作品世界をより深く味わうための、ファン必見のメイキングコンテンツだ。
配信:WOWOWオンデマンド、Lemino
さらに、WOWOW独占コンテンツとして特番『「北方謙三 水滸伝」放送記念スペシャル!』制作が決定。本番組では、原作者の北方謙三が、『水滸伝』に込めた想いや、執筆当時の知られざるエピソード、さらにはドラマの魅力を語ったロングインタビューのほか、本作の主演を務める織田裕二とのスペシャル対談の模様を初公開。さらに8か月にも及んだ壮絶な撮影の舞台裏に迫るメイキング映像や豪華キャスト陣のインタビューを通じて連続ドラマ「北方謙三 水滸伝」の魅力を余すところなくお届けする。
第1話放送日当日の2月15日(日)21:00より放送&配信スタートとなる。















