
クリスマスイブという特別な日に公開を迎えた本作、鑑賞後の観客から歓声と拍手で迎えられた2人。福山は「本当に寒い中でお集まりいただけてこの映画ご覧になっていただけてそしてクリスマスイブ、メリークリスマス!」と挨拶すると会場からは『フー!』と大歓声が起こる。一方、大泉は「福山さんと共に主題歌を歌わせていただいております、『木星』聴いていただきましたね、ありがとうございました。私が歌ってます」とボケて笑わせつつ「今日も天気が若干良くない中、しかしそんな時こそ皆さんと共に迎えられたクリスマス大変嬉しく思ってます。クリスマスはマネージャーさんが気を使って休みにしてくれてることが多かったので、今年はクリスマスイブに仕事が入ってるなとは思ったんですけど皆さんの顔見てこんな幸せな気持ちになるんだな。これから毎年皆さんとクリスマスイブを迎えたいなって死ぬまで君たちを離さない」と熱く宣言して会場を盛り上げた。

改めて初日を迎えた感想を聞かれた福山は「クリスマスに大泉さんと仕事をしてるってことも皆さんとお会いできてるってことも、18歳で上京して初めてのクリスマスを1人で過ごしてたんですけどこんな未来は全く想像していなかった」と感慨深そうに語り「本当に幸せな気持ちで今日初日を迎えることができています」と笑顔をみせる。
続けて客席を見渡し「泣けましたか?そして途中思わず笑ってしまうところもありましたか?」と問いかけると観客は大きな拍手でそれに応える。その反応に福山は「良い映画の証拠です」とにっこり、そんな涙ぐんでいる観客もいる中で大泉は「泣いてる人の前に出るのにはとても向いてないんです。余韻を台無しにする余韻ブレイカー」と告白して会場の笑いを誘った。

さらに福山は本作のタイトル『FIRST LOVE』にも言及。「最初タイトルを聞いたときちょっと照れくさかったんですよね」と打ち明けつつ「でも皆実さんの人に助けてもらうことそして人を助けること、人はお互い助け合って生きてるんだってことを体現してる、それは図らずも『FIRST LOVE』って書いてありますけど初恋ってのは非常に淡いものですが、でもその人の人生をそのあと形作っていく経験、人が人を思いやるそして思い思われるっていうこと。人と人とはLOVEでできてる。大袈裟にあえてクリスマスイブだから言わせていただきますけど世界には愛が必要で愛でできている」とタイトルが表現していることを熱く説明し「ぜひ長く愛してください」とファンに向けて呼びかけていた。
イベントの最後には福山と大泉を中心に観客が大きなハートマークを作るクリスマスイブらしい演出でフォトセッションも実施された。
2023年4月期に放送された日曜劇場『ラストマンー全盲の捜査官ー』。福山雅治演じる、事件を必ず終わらせる最後の切り札=“ラストマン”と呼ばれ、数々の事件を解決してきた全盲のFBI捜査官・皆実広見と、大泉洋演じる犯人逮捕のためには手段を選ばない孤高の刑事・護道心太朗が凸凹バディを組んで難事件を解決していく、新時代の痛快バディドラマ。








