本作は、熱狂的なファンを多く抱える「ベイビーわるきゅーれ」シリーズやスマッシュヒットとなった映画「ネムルバカ」の阪元裕吾監督とテレビ東京が、「ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!」に続き、2度目のタッグで送る“理容師アクションコメディー”。
舞台となるのは、田舎町にひっそりと佇むレトロな雰囲気の月白理容室。一見、普通の理容室だが店主の月白司には裏の顔があった―。表の顔は理容師、裏の顔は客が持ってきた表社会では解決できないトラブルを力で解決する裏用師(リヨウシ)。ひょんなことから月白理容室に住み込みで働くことになる元美容師の日暮歩(中島歩)と店主の月白司(草川拓弥)が、不器用ながらも様々な依頼を引き受け、依頼人の髪と人生を整えていく様を描く。

昨年の夏に撮影された本作。印象的なエピソードを聞かれた中島は「まずは暑い」と即答し、「スケジュールもハードで、僕なんかはずっと具合悪かったんですけど。撮影の初日にまず台風がやってきたのも非常に印象深い」とぼやきながら、「クランクインの日に初めて月白役の草川くんのメイクと衣装付きを見て、ここ(理容室)立ってて、うわ!もらった!みたいな。かっこよすぎて。彼の姿を見て、“もらったぞこのドラマ”と思えたのが印象的でした」と、役衣装に扮した草川の姿に手応えを感じたそう。

一方の草川は「すごい嬉しいんですけど、中島さんが考えた日暮のビジュアルもまさしくその通りです」と言葉を返し、「ご本人はダサいって言っていますけど、僕は隣にいてひたすらかっこいいなと思って。草川自身は、隣にいて自信がつくなと思ってやっていました」と絶賛。さらに、「まだそこまでコミュニケーションを取れてないタイミングの時にちょっと時間が空いたので、中島さんと二人でコーヒー屋さんに言って、コーヒーを飲んで、『何が好きなの?』みたいな会話をしてくださっていました」と、エピソードを披露。

そして高良からは「爆発が起こるシーンがあるんですけど、爆発した後も撮る時に現場が止まってて、始まらないなと思ったら、中島くんが爆発した後に髪の毛にポテトとかが刺さっているようにしたいと。そのポテト買いの時間で待ちあって。現場止める俳優なんだ、って」と、冗談混じりに話し、「それぐらい中島くんが主演としてこの作品を面白くさせようという気持ちがすごく伝わってきました」と、中島のこだわりを明かす。

続けて「この二人(中島・草川)の息が合っていて、それは中島くんがとにかくふざけて何かをぶっ壊そうとしていて、草川くんがちゃんとそれを受け止めてるというか。これで一緒に草川くんもふざけてたらきついと思うんですよ。でもちゃんと受け止めてくれるんですよ。だから、年末にご飯食べた時にも『感謝したほうがいい』って」と、草川の存在の大きさを実感しているようで、そんな高良の言葉を受け、改めて中島は「いつもありがとう。今の今までありがとう」と草川へ心からの感謝を伝えていた。