六本木のクラブで起きた薬物殺害事件。客がコカインの過剰摂取でウエイターを刺し、自らも死亡した。この客に薬を売ったのは、売れっ子子役からの転落人生で、「薬物の売人」をしていた梅沢恭之介。この事件を追う麻薬取締官(通称・マトリ)の黒崎徹、薬物に対する異常なまでの執念を持っている。いつものように梅沢が、仲間とアパートで麻薬のパケを作っていると、そこにマトリがガサ入れにやってきて…。その場から間一髪で抜け出した梅沢だったが、勘の鋭い黒崎に捕まり、逮捕しない代わりに「俺のS(スパイ)になれ」と脅迫され、梅沢は黒崎の「S」になることに。そんな矢先、警視庁薬物銃器対策課・警部補の葛城彰斗に逮捕されてしまった梅沢は、葛城からも「警察のスパイになれ」と命令される。こうして梅沢は、“マトリと警察のダブルスパイ”という地獄の立場に追い込まれていく──。土壇場で信じられるのは誰なのか──。麻薬を巡る狂気と欲望は、さらに深く、そして禍々しく交錯していく、薬物汚染の闇を暴く、狂気のアクション・エンターテインメントがここに開幕。

1月20日(火)の放送スタートに先駆け、1話&2話の先行上映が行われた後、トークイベントを開催。

薬物の売人・梅沢恭之介役の西畑は、役作りについて「品川さんから梅沢は金髪だと言っていただいて、(黒崎・葛城との)対比としてもよかったかなと思います」と話しながら、撮影期間について、「めっちゃ濃密な時間を過ごさせていただきました。1、2話を見ていただいたらわかると思うんですけど、ほんまにボコボコにされてるんですよ。撮影のたびに1日に1回は誰かしらにボコボコにされるか、薬渡してました」と笑顔で語る。「そんな経験を今までしたことがなかったので、人生の中でもすごく思い出に残る1ヶ月間でした」と振り返った。

監督の品川からは「殴られるのが上手くなったよね」と絶賛され、「殴られ役、ほしいです!これからも」と嬉しそうにする西畑。続けて品川より「いじめられればいじめられるほど、可愛いんだよね」と語られ、「モニターを見ててもなんか可愛いなって。殴られてる姿とか、注射を打たれて顔を近づけられた時の西畑くんの目のうるうる感とか、それも楽しかった。でもたまに男らしいところもあって」と、撮影現場で感じた西畑の魅力を熱弁。

また、細田からは西畑との共演シーンについて「僕ら二人のシーンは台本を読みながらクスッと笑えるような感じで、大吾くんが素晴らしいリアクションやツッコミをしてくれるから、身を委ねてました」と語られると、西畑も「監督が現場ではユーモアたっぷりで、ボコボコにされてばっかりなので、箸休め的なシーンは本当に楽しかったです」と振り返っていた。

トークイベントでは、作品にちなみ「スパイを当てろ!以心伝心ゲーム」が行われた。質問の答えを一致させるゲームで、誰か一人だけ事前にスパイを指名されており、スパイは答えが一致しないように阻止するというルール。
1問目は「小型犬といえば?」という質問に、西畑と細田は「チワワ」、向井は「ミニチュアダックス」、品川は「ポメラニアン」と回答。
誰がスパイなのか怪しみながらの2問目は「葛城の出身地・広島県の名物といえば?」。これは西畑・細田・向井が「広島風お好み焼き」で、品川のみ「もみじまんじゅう」と答え、品川に疑いの目が。
そして3問目は「ヤンキーの髪型といえば?」という質問。西畑と品川が「リーゼント」、細田が「パンチパーマ」、向井が「金髪」と、最後まで答えが破れる結果に。
これまでの回答を踏まえ、向井がスパイなのではないかという意見となり、結果として向井がスパイを演じていたのだった。