「マイ・フェア・レディ」の原作である『ピグマリオン』は、シェイクスピアに次ぐ英国人劇作家で、ノーベル賞作家ジョージ・バーナード・ショーが1912年に執筆した不朽の傑作喜劇。1913年にウィーンで初演されて以来、”英語劇の中で最も知的で皮肉な喜劇の一つ(The New York Times)”など、【20世紀初頭の英語演劇の傑作】と言われ、今もなお世界中で愛され、上演され続ける名作。

映画「マイ・フェア・レディ」ではオードリー・ヘプバーンが主人公イライザを演じ多くの人々を魅了し、以降、数々の名優が演じてきたアイコニックなイライザ役を、沢尻エリカが演じる。
また、個性的で唯一無二の存在感を放つ六角精児がイライザを変貌させるヒギンス教授役を務める。そして、上流階級の家庭で育ったフレディ・エインスフォードヒル役を橋本良亮清水葉月玉置孝匡市川しんぺー池谷のぶえ小島聖春風ひとみ、さらに平田満といった多彩で豪華なキャストが集結。演出は英国演劇界の重鎮、ニコラス・バーター氏が担い、出演者、クリエイティブ・スタッフと稽古に励んだ。

東京公演開幕に先立ち、行われた取材会には、沢尻エリカ、六角精児、橋本良亮、清水葉月、玉置孝匡、市川しんぺー、池谷のぶえ、小島聖、春風ひとみ、平田満が出席した。

まず、主演を務める沢尻が「お話をもらった時から楽しみで、ようやく今日、ゲネプロができるのが緊張とワクワクと色んな思いがあります。35公演楽しんで、失敗もきっとあるかもしれないんですけどそれも楽しみながらできたらいいなと思っています」と笑顔で挨拶。

続く六角は、「12月に入る前から色々と話したり、稽古をたくさん積んで参りました。いっぱい稽古したので、その通りやりたいと思っています。何の気負いもないですし、失敗もするとは思いますけど、それはそれで落ち込まずにやろうと思ってます…」と次第にトーンダウンしていくと、橋本から「今、落ち込んでる感じみたいですけど大丈夫ですか?」と心配され、「失敗する前から落ち込んでた方が後で大丈夫だから。とにかく、稽古したことをしっかり出したいなと思っています」と返す。

そんな橋本は「2ヶ月みっちり稽古をしてきたので、それを生かして全力で挑みたいなと思っています」と意気込む。

平田は「こういうものはお客様あってのお芝居ですのでお客様が楽しんでくださるのが何より楽しみにしております」と期待を寄せる。

池谷は「特にコメディだと、お客様が一緒に作ってくださる感覚があるので、やっとお客様に見ていただけるのがとても楽しみです」と話し、小島は「楽しめたらと思います。よろしくお願いします」、玉置は「とてもハードな稽古を重ねて参りましたので、とにかくお客さんには楽しんでいただけると思います。お待ちしております」とコメント。

春風は「サワサワとワクワクとドキドキで今ここに立っています。何があってもお客様とともに、何があってもチームワークで行きたいと思います」、市川は「稽古は皆さんで重ねてきたので、あとは演出のニックさんが言っていた通り、その場にあることを感じて演じれば大丈夫なんだろうなと思って、気楽にやろうと思います」と、リラックスした様子。清水は「たくさん稽古を重ねて参りましたので、今日のステージ上で起こることに集中して、楽しんでやっていけたらなと思っています」と語った。

稽古期間で印象的なことを聞かれた沢尻は、「皆さんお忙しくお仕事されているので、スケジュールが合って集まれる人たちで稽古が進んでいったので、順番に作り上げていくのができなくて、そこは大変な部分もありました」と明かしながらも、「でも、良いチームワークだと思います。大変な中でも皆で協力して作っていけました」と振り返る。また、本作の魅力を「女性に勇気を与えるような作品になっているので、普遍的なテーマですし、勇気づけられる作品で、皆に共感してもらいたいなと思います」と魅力を話し、「私をはじめ、皆も頑張ってきた稽古の成果を届けるのが楽しみです。お客様と一緒に作るのが舞台だと思うので、毎日色んな化学変化があると思います。ぜひ劇場で楽しんで観てくれたら嬉しいです」と呼びかけた。

舞台『ピグマリオン』は、2026年1月20日(火)より、東京建物 Brillia HALL[豊島区立芸術文化劇場] (東京)を皮切りに、名古屋、北九州、大阪にて上演する。